告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

昨日、告知から10ヶ月半ぶりの診察に出かけてきた

2009年05月20日 | Weblog
初診の病院での説明に納得がいかず、セカンドオピニオンを受けた病院です。やはり初診の病院同様に、抗がん剤と放射線治療のセットの標準治療を薦められたところです。

内視鏡だけの検査だけだったが、ガンは大きくなっていなかった。若干、しこりの頂上部分がへっこんできているとも告げられた。「ぜんぜん大きくなってないですよ!」 示された標準治療を断ったにもかかわらず、若い女性の医師は現在の状況をすなおに喜んでくれた。「このまま(丸山ワクチンでの治療を)続けられるほうがいいようですね」とも言ってくれた。大学病院の医局から派遣されているからだろうか、丸山ワクチン単独での治験はあっさり断られたことを思い出す。丸山ワクチンの効果についての感想も述べてくれなかったが、病状の進展がないことを評価してくれた。この言葉から1年目の区切りの時は、生きていることの確信が持てた。

病院を出た後、思い立って、11ヶ月ぶりに「丸山ワクチン友の会」へ電話をかけた。多くの病院で丸山ワクチンでの治験は応じてもらえない状況にある。丸山ワクチン友の会は、治験に応じてくれるであろう病院を紹介してくれる組織だ。
おかげさまで病状が進展していないと告げたところ、思いのほか事務的な言葉が返ってきたように感じられた。・・・5年や10年も丸山ワクチンを続けられている患者がざらにいるのだから、たった10ヶ月、丸山ワクチンでガンが成長していないことは別段驚くべきことではない・・・今日のところは、そういうところではないかと好意的に解釈しておいた。