先発はマリーンズが小野晋吾、イーグルスが岩隈。正直もうこれだけで厳しいだろうなという様相でした。しかし今日は晋吾がまずまずの好投。特に初回から３回までは一人のランナーも出さない完ぺきなピッチング。けれどこういうときこそ突如乱れて炎上、そして大量失点というパターンも晋吾にはよくあるのですが、今日はそういうこともなく７回途中にマウンドを降りるまで先発の役割をきっちりと果たしてくれました。
一方の岩隈ですが、今日は明らかに本調子とは言えない内容だったのではないでしょうか。序盤からコントロールが定まらずカウントを悪くする場面が目立ちましたよね。特に２回なんて三者連続の四球がありました。この時は今日の岩隈の出来ならひょっとしたら攻略出来るかも。そんな期待感がわいてきました。
しかしさすがは楽天のエース。或いはWBCの決勝でも堂々としたピッチングが出来るピッチャーと称えるべきか、調子が悪いなりにも要所要所はきっちり抑えて結局７回を１２４球の１失点という内容にまとめてしまうんですから敵ながらあっぱれです。或いはマリーンズ打線に工夫がなさすぎたとも取れるのでしょうね。
そんなわけで試合は投手戦の様相だったのですが、マリーンズが７回に力尽き、もしかしたら勝てたかもしれない試合を落としました。今日は久しぶりに一軍に登録され３年前のマリンでのビアスタ以来の登板となった古谷を見れたのが自分の中では収穫でした。例のごとくすぐに抹消したりせずにまたチャンスを与えて欲しいと思います。
明日はどんなかたちでもいいから勝って、久しぶりのカード勝ち越しを！
