曇り空で試合前には時折小雨も降っていた今日のマリン。
ベイスターズ先発はエース三浦。そしてマリーンズの先発は今日が古巣相手の登板としては最後のチャンスになるであろう吉見でした。
【ロッテ】吉見「見返したいとか・・・」(ニッカン)
マリーンズに来て2度目の先発となる吉見は今日もナイスピッチング。初回から気合じゅうぶんでしたね。記事のとおり色々と思うところはあったと思います。
ベイにいた時は近年は四球を出して痛打されるという自滅に近いピッチングが目立ちましたが、今日もテンポの良いピッチングで6回を無失点。今日は完封でもしてくれるんじゃないかと思うくらいの快投でした。
でも、今は先発を4人で回している都合でしょうか。7回からは伊藤がマウンドに上がり、8回薮田、9回小林宏之の必勝パターンで見事な完封リレー。特に伊藤は先日の甲子園での右手に打球を受けるアクシデント以来でしたし、元気に投げる姿を見れて本当に良かった。大事に至らなくて何よりです。
そして打っては今江が2回の満塁のチャンスでライトへの先制2点タイムリー。6回にはサブローの貴重なソロ。8回には福浦の2ランでダメを押すというまさに理想的な試合運びでした。
あとは3打席凡退していた西岡が7回にレフト線への2ベースヒットを放ち、これで連続試合安打を22試合に伸ばしました。観戦仲間の話によると、連続試合安打の球団記録はロペス(公式の試合戦評メールによると1968年)の26試合。そしてプロ野球記録はブレークする前の西岡を育てたあの高橋慶彦二軍監督の33試合なんだそうです。これはまた楽しみなことがひとつ増えました。
今の西岡は打席で本当に球がよく見えているように感じます。現在打率.361とパ・リーグ1位につけてますし、チームのキャプテンとしての自覚もじゅうぶん。さらに最近は守備でも好守を連発しています。というか簡単な打球でもいつも大事に処理していますよね。送球だって以前よりずっとファーストが取りやすい球を投げているように感じます。まさにひとつひとつのプレーに集中出来ているのだと思います。野球選手として充実の時を迎えていますね、きっと今の西岡は。
試合前にはサブローの1000本安打達成の表彰式がありました。