高卒ルーキーの大嶺がプロ初登板!
今日はNHKで全国中継もあるということで、石垣島はさぞかし盛り上がったんでしょうね。島内、日中外を歩いている人とかいなかったんじゃないかなあ。恩師である八重山商工の伊志嶺監督ももちろんテレビで観戦。監督も教え子の登板にさぞかしゾクゾクしたことでしょうね。
西武7-6ロッテ(ニッカン式)
まず、真っ直ぐのスピードはさすがでしたね。常に140km後半は出ていたのではないでしょうか。コントロールはまだまだといった様子でしたが、初回は球威で抑えてしまったという印象。たったの7球で三者凡退にきってとりました。ベンチに戻ってからチームの先輩達からは「お前、なかなかやるなあ。」とか声をかけられていたとか。
しかし2回は先頭のカブレラに右中間へのホームランを打たれ、その後も連打と四死球で5失点。やっぱりプロはコントロールがすべてというか、変化球も真っ直ぐも今日くらいのコントロールではプロの一軍のバッターは抑えられません。でもこの回は彼にとってさぞかし肌で学ぶことの多かった有意義なイニングとなったことでしょう。
3回は圧巻でした。カブレラを変化球で空振り三振。続く和田にヒットは打たれるもののリーファーとGG佐藤も三振にきってとりました。NHKの実況アナも「大嶺、この回の3つのアウトをすべて三振で奪いました!」と強調していました。
この頃までは私もテレビ観戦していたのですが・・・。
3対0とリードしてから2回に大嶺がプロの洗礼とも言うべき逆転を許しました。でも試合はそれから青野の本塁打、「桜島ファイヤー」などで6対6と一度は追いついたのですね。でも今日は大嶺の黒星を消してやるのが精一杯だったというか、無死満塁からたたみかけられなかったりなど、試合後半はうちのお得意の拙攻が炸裂してしまったようで。最後はリーファーの一発で決められてしまいましたか・・・。
でも、大嶺の潜在能力、持っているものはたしかに感じ取ることが出来ました。これから二軍に戻るのか一軍に帯同させるのかは分かりませんが、今日の試合で課題はより一層はっきりしたことでしょうし、やはり彼のこれからが本当に楽しみです。
さーて、明日からはマリンに戻って本拠地6連戦です。
お客さんもたくさん入ることでしょうね。でも明日は雨なのでしょうか。
とにかくこの9連戦。出来れば5勝4敗以上、欲を言えば6勝3敗なんて考えていましたが、最初の西武戦は1勝2敗の負け越し。残り試合のノルマは4勝2敗です。こどもの日の連敗も今年こそ止めてくれることを期待します。
大嶺、初登板にしては上出来だと思います。あれだけストレートを投げ込めるだけで充分です。大きな一歩を踏み出せたと思います。
あと話がそれますが、NHKの実況アナは当該チームの事前学習量には定評があるはずなのですが、今日の担当の方は青野が外野を守れることをご存知なかったようで…(苦笑)。
大嶺の潜在能力はじゅうぶんに感じました。モノが違うとはこういうことを言うのでしょうか。報道によると対戦した西武ナインからも絶賛されちゃってますよ!
下半身をもっと鍛えて低めにずばっと決まるストレートに磨きをかけ、将来的にはシュートとか球種を増やせば末恐ろしいピッチャーになるかもです。
でも先を越されてしまった柳田や末永にも頑張ってもらいたいです。