鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

大きく羽ばたけ大嶺祐太!

2007-04-22 | マリーンズ観戦記とか

前々から行こうと決めていた2軍の試合、今日は埼玉県にある越谷球場に行ってきました。
現在、浦和マリーンズはイースタンリーグ断トツの最下位。ちなみに順位表はコチラ。開幕してからまだたったの2勝しかしていません。春先の週ベの記事で古賀2軍監督も「今年は優勝なんて無理。ここ数年のように簡単には勝てないでしょう」と言っていましたが、正直ここまで負けが込むとは予想してませんでした。ファームってあくまでも若手の育成が最大の使命。勝ち負けはあまり関係ないとは理解しています。ですが去年は、「勝つ喜びを選手たちに教えたい!」と仰っていたこともあるハイディです。今日も負けはしましたが、現有2軍戦力の中で勝ちに行く姿勢みたいなものも私にははっきりと感じることが出来ました。


駐車場の台数がどうなのかと少し気になっていたので、今日はかなり早めに家を出発しました。地元の市長選、市議選の投票をすっかり忘れ(帰って来てから行きましたよ~)、いたって順調な首都高と外環をひとっ走り。愛車をストレス無く気持ち良く走らせて初めて観戦する越谷球場に到着となりました。そして無事に球場のすぐ裏に駐車することが出来ました。地方球場と言っても外観はとてもモダンな感じで早く中に入ってみたいと思わせる素敵な球場でした。周囲には今日の対戦相手ジャイアンツのロゴ入りのオレンジ色の帽子を被ったスタッフがたくさんいて、手際よくそれぞれの仕事をこなされていました。


このバスを見つけるとさらに気持ちが高揚してきます。3塁側の内野スタンドのすぐ下に停まっていました。


中に入ると、なかなかの立派なスタンドでした。前後の座席幅もゆったりしていていました。でも内野スタンドのほぼ全面をネットが覆っていて、どこに座ってもネット越の視界になってしまうのが少し残念でしたかね。


内野スタンドの端からはブルペンの様子も伺うことが出来ます。試合途中にちょっと覗いてみたのですが、子供たちがとにかくうるさかったです。「サインくださーい!」を連呼していました。「せっかく来たのだから試合を観なさい。試合中には選手にサインをねだってはいけません!」と保護者は教えてあげないのでしょうか・・・。


マリーンズの打撃練習中、モロコーチが気持ち良さそうに打撃投手を務めていました。どうやらまだまだ体を動かしたくてしょうがない様子でした。


古賀、吉村両監督のメンバー表の交換が行われいよいよ試合開始です。
この頃、仙台での一軍の試合が雨天中止決定という内容の公式メールが届き、俄然目の前で行われている試合に集中することが出来ました。


スタメンはこんな感じでした。マリーンズの先発はルーキーの大嶺。先週の日曜日にもマリンの親子ゲームで先発していたので、今日もしかしたらと思っていたのでラッキーでした。大嶺くん、私はまだ生で見たことなかったし。ジャイアンツの先発は2年目の福田。野手も正直私はあまり名前を聞いたことの無い若手中心の布陣でした。マリーンズは平下がファースト、新里がサードをやっているあたりにちょっと人材不足の感が否めません。私が萌えている選手の一人、ルーキー佐藤賢治もスタメンです。個人的には平下にもっと外野守備の練習をさせたいのですが・・・(苦笑)


初めて観る大嶺にはすごい好印象です。今日初めて見た印象は、まずピッチングフォームがきれいですねえ。いやいや、私はしょせん素人ですし、どこが良いとかどこを修正しなきゃならないとか技術的なことを具体的に述べることは出来ませんよ。でも体重移動がとてもスムーズで、いかにも本格派といった投げっぷり。マウンドでの立ち居振る舞いもすごく落ち着いているように見えました。何回だったかジャイアンツ星の打席で牽制でランナーを刺したあたりにも大物感を感じました。今日はベンチの真上の最前列で観戦していたのですが、彼はルックスもかっこいいのにすごく真面目で素直な感じで、とにかくいいオトコなんですよ!満塁のピンチでデッドボール、押し出しという場面がありましたが、その時も帽子を取って本当に申し訳なさそうに頭を下げていました。いやーもうすっかりファンになってしまいました。とにかく一軍デビューを果たす日が本当に楽しみでなりません。

大嶺は6回を2失点、その後は三島、松本、田中良平が登板しました。欲を言えば内や末永あたりも見れれば今日は大満足だったのですが・・・。でも今日は若手の奮闘ぶりを堪能してきました。今日はジャイアンツ先発の福田をまったく打てませんでしたが、角中のタイムリーには救われました。 


1対4という点差で9回表に入り、マリーンズは粘りを見せ2アウト満塁という場面がやってきました。ここで打席には浦和で大人気という定岡。ワイルドピッチでまずは1点を返し2対4。ランナーはそれぞれ進塁して2、3塁。ここで一本出れば同点という場面を作りはしましたが、最後はこの定坊がセンターフライに倒れゲームセット。浦和マリーンズはまたまた借金を膨らませてしまいました。


試合内容についてはあんまり触れませんでしたが、今日のスコアです。


試合後は今日の試合の課題などの反省会ですかね!?ベンチ上から内と大嶺を接写しました。その試合の良かった点、悪かった点などについて監督から一言二言。私も草野球の試合のあとには必ずこれがあります。

今日から私も最後に観戦成績を載せて行きたいと思います

2007年観戦成績
1軍:1勝2敗3分
2軍:0勝2敗