鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

キャンプと母と平和への思いとか

2006-02-21 | マリーンズ観戦記とか

昨日、私の母が鹿児島から千葉の実家に帰って来ました。誰とと云われると一人でです。そうなんですよ!このヒト何を隠そう先週の土曜日から2泊3日の行程で一人で鹿児島まで行って来たのです。基本的にうちの母ってちょっと変わってるんですが(いや、むしろ自分の方がかなりの変わり者かも知れないが・・・)、何かに夢中になると抑えがきかなくなるタイプで・・・。ちなみに私自身も一人旅は決して嫌いではありませんが。

現在我が家は、父親は飼っているウグイスやメジロたちの世話に忙しいのか、かなりの出不精です。でもこのウグイスの鳴きは誰かに聴かせたくなるくらい本当に素晴らしいです。父はウグイスに関しては、ほとんどセミプロで、うちのウグイスは春でなくとも鳴いてくれるのです。2年前に定年退職して現在は毎日暇を持て余しています。けれど、母が一緒に行こうと何度か誘っていましたが、このヒト、即断っていましたね。私と弟は仕事もあるので行けないし、なんとこのおばさんは一人で行って来てしまったのです。
私のデジカメを母に持たせて写真を撮ってきてくれるよう頼んでみたのですが、「無理、無理、私にそんなもの使える訳ないじゃないの。」と言うので、持って行かなかったのですが、現地で使い捨てカメラを購入し、しっかりと撮ってきてくれました。

大変満足げに帰ってきた母の話を聞く限り、母の日程はというと

2月18日(土)鴨池野球場でマリーンズの練習を見学及びおっかけ!?
2月19日(日)水族館見学、アミュ広場でマリーンズの優勝報告セレモニーを見学
2月20日(月)知覧特攻平和会館の見学

 この知覧特攻平和会館のパンフレットを引用すると、

 「国を思い、父母を思い、永遠の平和を願いながら勇士たちは・・・・・・。」

きっと、今もまだ大ヒット上映中の映画、「男たちの大和」みたいな世界なのだと思います。そういえば母は、以前から鹿児島県知覧町にあるこの「知覧特攻平和会館」に行きたがっていました。母は私が幼少の頃から、戦争の悲惨さ、虚しさについてはよく話をしたがるヒトで、この手の話をはじめると止まりません。他界した祖母もそうでした。「今の平和があるのは、命を捨てて祖国のために戦ってくれた兵士たちのおかげ。」とかそんな感じです。今この平和な日本で大好きなプロ野球の試合が行われ、夢と感動を共有出来るのも、こうした彼らのおかげなのかも知れません。

そもそも私がマリーンズを応援するようになったのも、今考えると母親の影響のような気がします。母はロッテが地元千葉をフランチャイズにするようになってから早速応援しているので、ファン歴10年以上ということになります。私はまだ5~6年かな。でも、当時はうちには寝たきりで要介護の祖父がいたために、なかなか母が好きに出歩くことや、ましてやゆっくり旅行に行くこともままならなかった時代でした。祖父がそんな状態になったのをきっかけに同居をはじめたのですが、それだけに母には今こそ体力と好奇心の続く限り、これからも好きなように出歩いてもらって、好きなことをして欲しいと私は思っています。私の弟もたぶん同じように考えていると思います。

以下は母のおみやげ代わりの写真及び現地で配られていたオープン戦のチラシをデジカメで撮影したものです。写真はパレード当日にアミュ広場での優勝報告セレモニーで、撮影したとのこと。

 
ボビー、相変わらずはしゃいでいますねえ。

 
西岡はやはり鹿児島でも女性人気はナンバーワンだったようです。

 
2月25日(土)鴨池野球場での対東北楽天戦のオープン戦のチラシです。