鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

第40回共同通信杯(GⅢ)

2006-02-05 | 競馬のこと


今年の共同通信杯はここ数年にないハイレベルなメンバーが揃ったと思います。このレース、古くはナリタブライアン、最近では2001年のジャングルポケット以来これといった世代のスター候補の馬の出走は無かったように思いますが、今年は朝日杯を勝って2歳王者となったフサイチリシャール、同4着のショウナンタキオン、ラジオたんぱ杯2着のアドマイヤムーンなどが出走してきて、なかなか豪華なGⅢ戦になりました。彼らは間違いなく今年のクラシック候補と言えると思います。いや、このレースがその試金石といったところでしょうか。いわゆる3強の様相です。

レースの予想からはちょっと外れてしまいますが、フサイチリシャールの松田国英調教師は、皐月賞、NHKマイルC、ダービーの春のGⅠ3連覇が目標とか言ってるそうですが、私的にはこのローテーションって相変わらずどうなんですかねえ・・・と否定的な見解です。あまりにも馬を酷使しすぎだと思うのですが・・・。お父さんのクロフネだって皐月賞には出走していません。フサイチリシャールは距離の融通も利きそうだからでしょうが、もしも3歳で故障なんてことになったらとっても悲しいです。
ひそかにフサイチを応援している私としては、ちょっと馬がかわいそうです。これが関口会長の意向なんですかねえ・・・。今年はこのリシャールの他にも3億3000万も出して購入したフサイチジャンクという今年のクラシック候補の主役にもなり得る3歳馬がいるじゃないですか!?もし私がオーナーだったら(←あり得ないが)、リシャールは父クロフネの勝ったNHKマイルC1本に照準を合わせて、ジャンクで皐月賞とダービーを獲りに行くんですけどね・・・。

フサイチのオーナー関口房朗会長って、会社の上司や経営者なんかを含めても少なくとも今の私の身近にはなかなかいないタイプの方です。それだけにそこはかとなく憧れるんですよね。単なる成金ではなく、とても部下思いで自分の部下達には「若くて早いうちにいろんな貴重な経験をさせておきたい」という考えを持っていたり、フサイチジャンクほどの良血の高額馬を「これからの若いホースマンを育てたい」と、若手で新進気鋭の池江泰寿厩舎に預けたりとか。競馬場でもファンサービス精神旺盛で、70歳を過ぎてもバイタリティ溢れる方です。

以下は私の予想です。

◎ 6 フサイチリシャール
○ 1 アドマイヤムーン
▲ 2 ショウナンタキオン
△ 3 マッチレスバロー

この4頭以外は力の差がありすぎるでしょう。オッズはまだ分かりませんが、馬券は買うとしたら馬連で1-6、2-6の2点でしょう。