函館の五稜郭で行われた電王戦FINAL第3局 稲葉陽七段対やねうら王はやねうら王の快勝でした。
序盤から定跡型を離れた戦いでどこが急所なのかが判りにくい戦いでしたが、棋譜を見る限りではやねうら王の△8三歩と自陣に手をいれた手が印象的でした。稲葉七段の指し手の一手一手のジャブにやねうら王が軽くカウンターを返し続けて積み重なった感じでした。稲葉七段からすると力の出せない展開になってしまって残念でした。あと2局の内に1局勝てれば勝ち越しです。本当にFINALなら是非勝ち越しておきたいところですが、多分ですがFINAL2とかこれが本当のファイナルとかまだまだ続きそうな気がします。
前回の中原十六世名人の一手です。
この局面になればこの一手だとわかる気がしますが相手が棋士ましてや羽生先生に
蝶のように舞って蜂のように刺すみたいな将棋の組立でストレート一発で倒すって
すごいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます