王将戦＆女流名人戦

今日は王将戦2日目と女流名人戦五番勝負第２局
王将戦は藤井聡太王将がすでに評価値70%
一歩損とはいえ石田流の好形にダイヤモンド美濃で30%なら振り飛車党は辛いな

女流名人戦はＸやブログで前夜祭前からの様子を見ているが
写真ではにこやかな中にもピリピリ感が半端ない
例えばボクシングの計量終わりに二人で向かい合っての写真撮影では額を擦り合わせて
睨み合うということもあるが、拳と脳の違いはあれど明日はどつきあい
流石に西山福間女流のお二人は睨み合いはしないけれど
その名所訪問や前夜祭が明日への気合を高めていく時間なのだろうかと思っている

国立国会図書館デジタル送信サービス

熊本地震で被災し自宅は雨漏りして
将棋の蔵書が数百冊が駄目になりました

単行本はほぼ救出したのですが将棋世界誌をはじめ月刊誌は諦めました
もう読めることはないと諦めていましたが
国立国会図書館のデジタル送信サービスで近代将棋が読めると知り登録

pdf化はしてありませんが写真として見れる
これは涙が出るほどありがたいです
将棋世界誌など現在も発刊中のものは読めないですが
いずれは国立国会図書館に行って読みたいけれど
全部読み返すには数ヶ月くらいは掛かりそうなので無理かな

今は近代将棋誌しか検索していませんが色々調べて読んでみたいと思っています😊

JT将棋日本シリーズ

将棋日本シリーズの熊本大会の観戦に行きました
クローン病の調子があまり善くなく
トイレに近い出入り口付近の席を選んだので藤井聡太七冠菅井竜也八段は小さく見えました😯
それでも大盤はしっかり見えますし全く不満も無くかなり楽しんでいたのですが
小さく見えて誰だかよく分からなかった聞き手が伊藤沙恵女流

「うわっ伊藤女流はしっかり見たいな!」ということで他の観戦者の邪魔にならないように
頭を下げて壇上脇まで行って観戦
おかけで藤井聡太七冠のお顔もしっかり拝見できました
将棋は例の如く藤井七冠が綺麗に寄せて勝ち
攻防の☖７六角が印象的でした
長く座っていたこともあり終局後はどこにも寄らずにとっとと帰宅
大満足な１日でした。

藤井曲線

棋王戦で挑戦者の藤井聡太五冠が先勝
観戦していたが藤井挑戦者もBESTでない指し手も数多く有るが
それでも大きくマイナスになる指し手はなかった
少しの有利から少しずつ上乗せしていき
なだらかに勝勢から勝ちになる評価値のグラフを藤井曲線というらしい

アマチュアに限らずプロ棋士でも一手指した方が良くなったり悪くなったりするのが将棋
それを毎局徐々に有利を拡大しながら勝てるなんて…
相手が実力ナンバー2の渡辺棋王ですからなだらかなのでしょう
弱い棋士なら一気に敗勢になる悪手も多いでしょうから

この一局の感想戦も視たけれど途中から渡辺棋王がどう指しても
不利な展開ばかりだった

藤井聡太も人間だから全勝は出来ない実際に1割7分は負けている
プロ入り後三連敗は一度もないが連敗の経験は有る
今シーズン先手番での負けも一度だけは有る
異次元の天才　誰が最初にタイトル戦で藤井聡太に勝つのか？
永瀬王座か渡辺二冠かそれか他の棋士かそれが見物

王位戦第四局

勝ち方にしびれる

一回歩を受けて少し回り道すれば良さげ　
AIも100億手読んで最善手
解説の棋士もこれ以外は危険だと言う
なのに考え込む

もしかして銀打ちを狙っているの?と解説者
AIがより深く読んだところで銀打ちが最善手に変わる

それならば銀を渡しても藤井玉は詰まないのか?
プロの解説者が分からないものが僕に分かるわけも無し

数手進んで　詰まない…本当に詰まない

でも藤井聡太も人間　間違うかもしれない

そこで豊島挑戦者の投了、清々しい

豊島九段も読み切っていたし藤井五冠は間違わないという確信
芸術作品のような棋譜がまた追加された