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徳不孤必有隣marimerucha  

藤井聡太八冠の棋譜鑑賞
クローン病との闘いの日々を綴っています
熊本地震で被災し長らく避難生活をしていました。

行方八段の快勝

2015年04月24日 | 将棋
名人戦の第一日目は体調が悪くあまり観戦が出来なかったのですが
二日目の開始局面をみて安堵しました まだ序盤戦でした
一日目を観戦された方々は大変だったろうなと思います 将棋好きでもほぼ盤面は静止画像の時間が続いたわけですから 二日目も午後から面白くなってきて観戦にも力が入りました 僕の感想ですが▲5六飛と▲5八玉が後手の攻めのあたりが強かった気がします
行方八段の勝ちで1勝1敗となりました。
中盤以降は手筋講座みたいな感じで勉強になる手筋が連発でした
相手の好手を消す指し方をするのが棋士でその棋士のトップの羽生名人がこれだけ手筋手筋と攻め潰されたのですから行方八段の好調さと羽生名人の不調が重なったような感じを受けました
羽生マジックも出ずに途中少し差が開いたまま終わりました。第1局の行方八段の投了が早すぎたのも多少関係があるかもしれませんが名人は最後まで指されました。背中を見て学べってことですかね
行方八段からみると後手番で勝ったのが大きい この後が楽しみです

次の一手です 羽生マジックで思い出されるのがこの将棋です。
絶体絶命と思われた局面から王手を連発してこの局面になりました(先後逆)
ヒント 受かりました 

力の入った相撲みたいな将棋 女の子同士ですが

2015年04月23日 | 将棋
今日の朝から女流王位戦の棋譜を並べましたがは終盤まで見ごたえがありました。
土俵際で粘ってうっちゃり という感じかな 女流ですけど

昨日は貧血による頭痛か 彼女が話を聞いてくれない為の頭痛があり観戦が途中までしかできませんでした。
最近ちょっと体調不良が続いてます
レミケード投与の治療をする直前は毎回 少し不調なんですけど

今日は名人戦の2日目 名人戦を盛り上げるためにも行方八段に頑張って欲しいところです
ニコ生で観戦している時の観戦者の書き込みが将棋の手のことももちろんありますが
解説者や聞き手のことや昼食のメニューについてなども多くて
ちょっと辛口のコメントがあったり場の空気にそぐわないコメントがあったり
学生時代部活動でのワイワイガヤガヤと将棋を指していた頃を懐かしく思い出し楽しく観戦しています

体調が良ければ最後まで観戦したいところですがどうなることやら

タイトル戦W観戦中

2015年04月22日 | 将棋
第73期名人戦七番勝負と第26期女流王位戦五番勝負の中継を観戦しています。
名人戦は2日制なので佳境は明日ですが女流王位戦は昼過ぎに甲斐智美女流王位が▲7七角と自陣角を打ったところです。こちらは一日制なので進行が早くやがて戦闘開始かな
僕だったら△5四角としたいところですが 里見名人だったら攻めですかねぇ という局面です。

理化学研究所が発表 棋士の脳

2015年04月21日 | 将棋
将棋の棋士が直観的に戦略を決める際の脳の仕組みを解明したと、理化学研究所(脳科学)研究チームが21日、科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に発表するとありました。
攻めは後ろ守りは前の脳が働いていて全体的にみる次の一手を考える際には色々な場所が働いてたということです。先日テレビで羽生先生が運転をしないのは、運転中に盤面が思い浮かぶことがあり危険だからしないと茂木先生がおっしゃってました。
升田先生の著書の中に脳の障害があった子供が色々出来なかったことが将棋を始めたところ出来るようになった例があったとありました。

昔読んだ本には羽生名人とアマチュア棋士が将棋の局面を考える際には論理的計算をする左脳を働かせているアマチュアにたいして羽生先生は感性・感覚を司る右脳を使っていたといいます
将棋が強くはない僕でも 何かする時には これをしたらこうなってこれをするって3手先は読むクセがついてますから 将棋の強い方は脳みそフルで活用していることになりますね
最近棋士の方々がメディアに出演されたり 一流大学や進学校の高校が将棋の授業があっていたり 自分の好きな分野が認められていくのはみていていいものです

先日の羽生先生の一手です。 読みの中で出てくる▲4三角が中々見え難いんですが右脳を使えば簡単に見えるんでしょうね 僕は盤に並べて考えましたので左の後ろの脳みそを使用して発見しました。

鬼の棲家

2015年04月19日 | 将棋

最近天候があまり良くなくて蠕動運動のための散歩もあまりできません
散歩をしないと クローン病の症状の一つの腸の動きが極端に悪くなったりするのでなるべくなら雨でも散歩はしたいのです
小雨のほうが普通に降るより湿気があって歩きにくい気がします。
今日も降りそうなので空をみながら部屋で将棋世界を読んでます
以前は将棋の順位戦B1組を鬼の棲家と呼ばれていましたが、今も呼ぶのかな
呼び名の由来は勢いよく昇級してきた棋士もB1からA級に上がるのは難関で
それはB1の棋士が元タイトルホルダーや元A級棋士がひしめいていて 強い若手でもここで足止めをくらったりB2にはじき返させられたりいていたから
来年度のB1組は その鬼の棲家の復活みたいな様相です
全員が昇級候補で降級候補で A級の名人挑戦権争いは毎年星取表をみて予想するだけでも楽しいですが 今年はB1組もすごい面子が揃っています。
個人的に注目は谷川九段、先崎九段 もちろん昇級して欲しい棋士です。
昇級の予想は 豊島将之七段 山崎隆之八段が本命でしょうがベテランがんばれ

今日の羽生先生の一手は1988年の対先崎先生との一局からです いま△6二銀直と龍にあてられたところです。
ヒント 必死をかけます。