ここはトーキョーコクサイフォーラムホールA。
窓の外には人類の繁栄の極みであるメガロポリスの夜景が広がり、中央ステーションからは惑星ハカタ行き銀河超特急265が、そして手前にはオカヤマ分岐点経由惑星タカマツ・イズモシ行き銀河寝台特急サンライズが出発して行きます。
黒い服を着た謎の美女がチケットをくれました。
もちろん紙チケットです。
腕時計や携帯通信機をタッチするだけで電車に乗れる未来なんて描かれていませんでしたから。
機械の身体と永遠の命を手に入れてラブライブ!コンテンツがどこまで続くのか最後まで見届けようと思います。
(公演前ならホール内撮影OKでした)
「銀河鉄道999」のシネマコンサートに行って来ました。
劇中の音楽を全て東京フィルハーモニーの生演奏で映画を見ようという事です。
銀河鉄道999 シネマ・コンサート | GALAXY EXPRESS 999 in Concert HIGHLIGHT
実際見て聞いてみるとほとんどの所で音楽が鳴っているものですね。
曲が無い部分が長かったのって999に乗り込んだクイーンエメラルダスがブーツのヒールで車内の床を鳴らし1両1両近づいてくるシーンくらいなものだったか。
もうあの曲この曲全て素晴らしい。
東京フィルが奏でる音圧ある序曲から涙が込み上げて来ます。
鉄郎の旅立ちを彩るタケカワユキヒデ氏によるTAKING OFFの生歌唱。
子どもの頃は暗い歌だなーとしか思っていなかった酒場での「やさしくしないで」が沁みる歳となってしまいました。
勇壮なマーチに乗って戦うアルカディア号のカッコ良さ。
別れの悲しさとそこから顔を上げてまた歩き始めた鉄郎を祝福する「THE GALAXY EXPRESS 999」を熱唱するタケカワユキヒデ氏。
隣の女性客は嗚咽するほどの大号泣でした。
そして本編後に演奏された今年亡くなられた松本零士先生に贈るSAYONARA(さよなら銀河鉄道999ED曲)。
とても素晴らしい演奏会でした!
でも!
やっぱりいるんだよなー
以前の交響楽団によるガールズ&パンツァー演奏会の時にもいたようなアホが。
東京フィル演奏で、しかも夜の公演だというのにTシャツハーフパンツサンダル履きというあまりに恥ずかしい姿の、しかもコンテンツ的に皆良い歳なのにそういった愚か者が必ず複数人いるんだよなぁ。
いや、街中の小規模ホールでやる市民楽団の定期演奏会であってもそんな格好はNGだと思うよ。
ところで、昔はそんな事思わなかったけど今あらためて見てみると……
結果的に機械化母星メーテルはあんな意図があったわけだけど、惑星ヘビーメルダーの時点ではまだ鉄郎はそれを知らない訳だし、もしかしたら本当に善意で機械の身体にしてくれているかも知らないのにそれを自分の価値観で「その星を破壊してしまいたい」ってなんてパクスアメリカーナ……いや、イッツ ア スモールワールドか。