幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

これが私の戦車プラモ道~最後の車輛編~その2

2013-08-04 21:22:16 | 日記
熟練モデラーでは無い初級者が、たいした環境や工具もないままVK4501(P)通称ポルシェティーガーのプラモ「ガールズ&パンツァー」レオポンさんチーム仕様に改造ができるか?2です。

このプラモをレオポン車に仕上げるにあたってやるべきことはあまりにも無数にあるのですが大きな個所としては4つあります。


そのうちのひとつ、履帯の交換は無視しちゃいます。

今まで作ってきた車輛の中にも履帯のタイプが違うものはいくつかあったのですが、それらはすべて無視してきました。

それはお金がかかるからです。

モデルカステン等の履帯を買えば解決することなんですが履帯だけで戦車本体プラモよりも高価だったりします。

そして素人的に見ると違いが分からない部分というのもあって今回もそこは手をつけないことにします。

あくまで安価に自分に出来る範囲での改造ですから。


ではまず一番目立つ砲塔上面の造形からいってみましょう。

たいていの戦車プラモ組み立て説明では足回りからが多いのですが、今回はこの砲塔改造が上手くいくかどうかがキモとなるのでここから作業を開始しました。




生産型では天板が砲塔後部では水平で途中からヘの字に折れ曲がり前部では傾斜しています。

対して試作タイプでは後部から前部まで一直線で傾斜しているんです。

そしてその傾斜した天板では主砲が俯角をとった時には砲尾が天井に当たってしまうためにその逃げを設置しなければなりません。


まずは天板を一直線にする工作。



マスキングテープをピンと張ってなるべく前端から後端まで直線になるように貼って切り取る目安を付けます。

そのテープに沿ってニッパーやカッターで少し余裕を残すくらいに大まかに切除し、ヤスリで細かな修正。。

細いヤスリでは平坦に削ることが難しいので板に紙ヤスリが貼られたものを用意しました。



これはもちろん自作しても可です。

そして天板もヘの字に折れ曲がった所を裏からカッターで曲げ筋を入れ、手でゆっくりと慎重に割ってしまわないように気をつけながら水平にします。

この天板は砲塔側面装甲の内側にはまるのですがさっきその側面パーツ上辺を斜めに削ったために1部はめこみの段差が無くなってしまっているので、天板パーツをテープで借り留めをし、それに合うように段差を彫り直します。


次に天板の砲尾逃がし部(通称モヒカン)をプラ板で作ります。

ここからは瞬間接着剤が必需です。

まず1.4mm幅にマスキングテープを貼りキューポラ部を切除。



そのテープを丁寧に剥がしてプラ板に貼ってそれをガイドとして切り抜きます。

プラ板は1mm厚を後部では2枚重ね、前部では1枚だけにして傾斜をつくります。

ここは「モデルグラフィック誌」の記事を参考にしました。



そして0.1mm厚極薄プラ板を両サイドに貼り瞬接がかわいたらカッターでなぞりモヒカンの厚み部分の隙間を塞ぎ面にします。

キューポラ避けの曲線などは細いヤスリを使って合わせては削りを繰り返し微調整し、同時に後端に向かっても傾斜させるよう削りました。

前後端共に厚み無く天板に接しています。


ちなみにプラッツ発売予定の改修パーツはこのモヒカン部なのですが砲塔上面自体は折れ曲がったままなので、おかしなカタチになってしまうんですよね。


天板が傾斜することによってキューポラも前に傾いてしまったので上面を水平に戻す工作です。

細切りプラ板をゆっくりと指で丸くクセをつけて瞬接でキューポラ接着面に貼っていきます。



いっぺんに1周を貼ろうとしても上手く丸にならないので接着が乾いては次を接着と30度くらいずつ進めていきます。

1周して合わせたところは上手く丸まらないで鋭角になってしまうのですが、瞬接を多めに付けて乾いて固まったのちにヤスリで丸く整えました。

そしてさっきの板状ヤスリでキューポラ取り付けリング上面が水平になるように(つまりはこの天板に対しては後ろに向かって傾くように)削っていきます。

この時砲塔のディテールを削ってしまわないようにセロテープを貼って保護しておいたほうがいいですね。

キューポラとモヒカンの間の隙間にはパテを詰めてヤスリかけでならします。

今回はタミヤの光硬化パテを使いました。


天板右後寄りの丸い穴も現物合わせで丸く切ったプラ板を嵌めて瞬接で固め、ヤスリで平らに慣らします。

天板周囲には溶接痕がモールドされているので、それも削ってしまわないようにセロテープで保護を忘れずに。


側面後部両脇のピストルポートは逆向きなので嵌めこみ部を削って取り付けます。

キューポラのハッチも形が少し違うのですが、もともとこのキットは余剰パーツが多くその中にレオポンと合致するハッチがありますよ。



一番難しいと思える砲塔の改造がこれでできました。

これでレオポンポルシェティーガーを作る目処がついた気がします。


今回はかなりの難易度ゆえに途中ガルパンのセリフを差しこんだり、どうでもいいネタを入れたり一切しないでえらくつまらない文章になってしまいました。

もう少し余裕を持って取り組まなきゃね。



次は車体前部の組み立てです。

「おゆまる」くんを使いますよ。


レオポンさんポルシェティーガー制作 その1

レオポンさんポルシェティーガー制作 その3

レオポンさんポルシェティーガー制作 その4

大洗女子学園全8輌揃い踏み






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これが私の戦車プラモ道~最後の車輛編~その1

2013-08-04 16:53:53 | 日記
いよいよ大洗女子学園決勝戦の布陣最後の8輌目、VK4501(P)通称ポルシェティーガーの制作を開始しました。



使用するキットはプラッツ販売のガルパン商品なのですが、これが大問題があるキットなんです。

ここでポルシェティーガーのことを軽く説明すると、

強力な戦車を開発する際にポルシェ社とヘンシェル社に試作車を作らせ、その出来の良かったほうを採用することになりました。

ポルシェ社案はエンジンで発電しモーターで駆動させる凝った造りだったのですが、それが災いしたのか評価中に泥に埋まるわ火を吹くわで(ガルパンでもそんなシーンがありました)結果不採用に終わり、採用されたヘンシェル社のものがティーガーIとして生産されるようになりました。

でもポルシェ社は採用を見込んで勇み足で生産を開始していたんですね。

その為に競作に破れたはずのこの車輛も何輌かが実戦に出ているんです。


そしてこのプラッツキットですが、その少数ながら生産されたタイプを商品化しています。

でも、ガルパン「レオポンさんチーム」は試作型であるんですよ。

その2つのタイプは明らかに詳しくない人が見てもいくつもの違いを見つけられるほどのもの。

では当の試作車タイプのキットはどうかというとイタリアのメーカーで過去発売されたそうなのですが、そうそうなかなか手に入るものではないようです。

それに入手できてもパーツ修正の嵐で簡単にはいかなさそう。

タミヤからは出ていないしで、このプラッツのキットを作るしかないようです。


一応プラッツもそこのところは分かってはいて(抗議殺到でアマゾンでは最低評価でもあります)9月になれば改修パーツは発売されるらしいのですが、これがまた中途半端なシロモノなんですよ。

元の形を変更することなく上に貼りつけるパーツでなんとなくそう見えないこともない…くらいの商品なのでそれを待つつもりは全くありません。


改造の方法は、検索すればいくつも出てきます。

ここでいまさらぼくが細かく制作を晒さなくても…という気もしますが、こういった制作記を公開されている方々は熟練のモデラーさんがほとんどなのですね。

このガルパンブームで戦車を作り始めたけれど自分に出来るかどうか自信が無い…という方々に道標を残せないかと思いいつもよりも少し細かめに記していこうと思います。



過去何度も記してことではありますが、自分のプラモスキルとしては初級者をやっと脱したかな…というあたりだと思います。

ぼくらの世代の子ども時分は普通にプラモデルが身近にありました。

でも大人になってからはガンプラはいくつか制作してはいたものの本格的なスケールモデルからずっと離れていました。

なのでエアブラシは持っていなし、専用の模型制作環境は無く、毎回妻娘の顔色をうかがいながらリビングのテーブル上に道具を広げて制作を楽しんでいる、という程度です。

そんな程度のスキルしか持ち得ていないのですがうさぎさんM3リーの制作あたりで少しは改造できるようになったんじゃないかと思うようになりました。

そこでガルパンファンならみんな妄想するあろう大洗8輌全部揃えると、いうことを現実にするために難敵ポルシェティーガー制作に踏み切ることにしました。


同時進行で記していくので全然触れていないけれど失敗したんじゃ……と思ってもそっとしておいてくださいね。


レオポンさんポルシェティーガー制作 その2

レオポンさんポルシェティーガー制作 その3

レオポンさんポルシェティーガー制作 その4

大洗女子学園全8輌揃い踏み






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感動

2013-08-04 05:04:42 | 日記
打ち上げから15分、「こうのとり4号」の正常分離確認。

日本のロケット打ち上げも驚異的な成功率を伸ばしてきています。

トラブルが無いばかりでなくここのところ天候にも恵まれ続けておりまったく遅延なく「普通に」上がって行きます。

ウチの前のバス路線よりも安定しているじゃなイカ?


今回は打ち上げの轟音もさることながら空気を切り裂く甲高い音も聞けて痺れました。





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夏まつり

2013-08-04 03:32:24 | 日記
おはようございます。

ただいま朝4時すぎです。

こんなに早くに起きているのは、早朝ライド……ではなく「こうのとり4号」を載せたHーIIBロケット打ち上げのライブ中継があるからです。

種子島上空の天気は良好そう。

これなら打ち上げも順調に進みそうですね。

闇の残る早朝打ち上げなので種子島に行かなくても西日本太平洋側でなら打ち上げの閃光を追うことができることでしょう。

見ることができてうらやましい……




昨日、陸上自衛隊(空自第1高射隊も同居)の習志野駐屯地で例年通り夏まつりがありました。



いつもは暑くて倒れそうになったりするのですが、今年は少し涼しめでだったかな。


あいかわらず恒例のおばけ屋敷は長蛇の列。



天幕を使用しているので中からの悲鳴がひっきりなしに聞こえてきます。

うちの娘はその悲鳴とこの見た目でびびってしまい絶対入ろうとはしません。

暑苦しそうに見えてもエアコンが装備されているようです。

施設中隊がやっています。



子ども広場のやわらかパンツァー(勝手に命名)



「250mm(見た目概算)ちょー怖いんですけどー」

ただ機銃はやわらかくないようです……って本物?(もちろん用廃のスクラップ)



都市部の基地ですから軽装甲車なんかも立体駐車場にいます。





手洗いはここで。



これすら貴重な体験。





空挺の降下訓練塔。

実演もやってらしたけれどヘリとかは来ないのでいまいち地味な感じは拭えない。

基地祭よりも一般客が多いのでやたらと「災害時、交通流通が分断されたときの空からの支援」という言葉を強調されていました。

さすがに「敵の背後に降下急襲」なんて設定はこの場では出ませんでしたね。



娘が飲んだタピオカドリンクの出店。



飾り付けは南国リゾートを意識しているようですけれどカモフラージュネットがねぇ……





やっぱり現場ではゆかりんが人気ですなぁ





食べた鳥肉炒め。

これ、抜群に美味しかったです。

歩く人に試食を勧めていたほどなのでよほど味付けに自信があるのでしょう。

味が濃いのでキャベツがもう少しあるともっとよかった。

出店は最専任の方々グループ。





軽装甲機動車上部でMINIMIを構えるマネキン怖いよ…



夜になれば花火大会もあるのですが、今夜は地元幕張の花火大会が自宅マンションから見ることができるので早々に帰還。



で、買ったグッズは……





そういうオチか!




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