熟練モデラーでは無い初級者が、たいした環境や工具もないままVK4501(P)通称ポルシェティーガーのプラモ「ガールズ&パンツァー」レオポンさんチーム仕様に改造ができるか?2です。
このプラモをレオポン車に仕上げるにあたってやるべきことはあまりにも無数にあるのですが大きな個所としては4つあります。
そのうちのひとつ、履帯の交換は無視しちゃいます。
今まで作ってきた車輛の中にも履帯のタイプが違うものはいくつかあったのですが、それらはすべて無視してきました。
それはお金がかかるからです。
モデルカステン等の履帯を買えば解決することなんですが履帯だけで戦車本体プラモよりも高価だったりします。
そして素人的に見ると違いが分からない部分というのもあって今回もそこは手をつけないことにします。
あくまで安価に自分に出来る範囲での改造ですから。
ではまず一番目立つ砲塔上面の造形からいってみましょう。
たいていの戦車プラモ組み立て説明では足回りからが多いのですが、今回はこの砲塔改造が上手くいくかどうかがキモとなるのでここから作業を開始しました。
生産型では天板が砲塔後部では水平で途中からヘの字に折れ曲がり前部では傾斜しています。
対して試作タイプでは後部から前部まで一直線で傾斜しているんです。
そしてその傾斜した天板では主砲が俯角をとった時には砲尾が天井に当たってしまうためにその逃げを設置しなければなりません。
まずは天板を一直線にする工作。
マスキングテープをピンと張ってなるべく前端から後端まで直線になるように貼って切り取る目安を付けます。
そのテープに沿ってニッパーやカッターで少し余裕を残すくらいに大まかに切除し、ヤスリで細かな修正。。
細いヤスリでは平坦に削ることが難しいので板に紙ヤスリが貼られたものを用意しました。
これはもちろん自作しても可です。
そして天板もヘの字に折れ曲がった所を裏からカッターで曲げ筋を入れ、手でゆっくりと慎重に割ってしまわないように気をつけながら水平にします。
この天板は砲塔側面装甲の内側にはまるのですがさっきその側面パーツ上辺を斜めに削ったために1部はめこみの段差が無くなってしまっているので、天板パーツをテープで借り留めをし、それに合うように段差を彫り直します。
次に天板の砲尾逃がし部(通称モヒカン)をプラ板で作ります。
ここからは瞬間接着剤が必需です。
まず1.4mm幅にマスキングテープを貼りキューポラ部を切除。
そのテープを丁寧に剥がしてプラ板に貼ってそれをガイドとして切り抜きます。
プラ板は1mm厚を後部では2枚重ね、前部では1枚だけにして傾斜をつくります。
ここは「モデルグラフィック誌」の記事を参考にしました。
そして0.1mm厚極薄プラ板を両サイドに貼り瞬接がかわいたらカッターでなぞりモヒカンの厚み部分の隙間を塞ぎ面にします。
キューポラ避けの曲線などは細いヤスリを使って合わせては削りを繰り返し微調整し、同時に後端に向かっても傾斜させるよう削りました。
前後端共に厚み無く天板に接しています。
ちなみにプラッツ発売予定の改修パーツはこのモヒカン部なのですが砲塔上面自体は折れ曲がったままなので、おかしなカタチになってしまうんですよね。
天板が傾斜することによってキューポラも前に傾いてしまったので上面を水平に戻す工作です。
細切りプラ板をゆっくりと指で丸くクセをつけて瞬接でキューポラ接着面に貼っていきます。
いっぺんに1周を貼ろうとしても上手く丸にならないので接着が乾いては次を接着と30度くらいずつ進めていきます。
1周して合わせたところは上手く丸まらないで鋭角になってしまうのですが、瞬接を多めに付けて乾いて固まったのちにヤスリで丸く整えました。
そしてさっきの板状ヤスリでキューポラ取り付けリング上面が水平になるように(つまりはこの天板に対しては後ろに向かって傾くように)削っていきます。
この時砲塔のディテールを削ってしまわないようにセロテープを貼って保護しておいたほうがいいですね。
キューポラとモヒカンの間の隙間にはパテを詰めてヤスリかけでならします。
今回はタミヤの光硬化パテを使いました。
天板右後寄りの丸い穴も現物合わせで丸く切ったプラ板を嵌めて瞬接で固め、ヤスリで平らに慣らします。
天板周囲には溶接痕がモールドされているので、それも削ってしまわないようにセロテープで保護を忘れずに。
側面後部両脇のピストルポートは逆向きなので嵌めこみ部を削って取り付けます。
キューポラのハッチも形が少し違うのですが、もともとこのキットは余剰パーツが多くその中にレオポンと合致するハッチがありますよ。
一番難しいと思える砲塔の改造がこれでできました。
これでレオポンポルシェティーガーを作る目処がついた気がします。
今回はかなりの難易度ゆえに途中ガルパンのセリフを差しこんだり、どうでもいいネタを入れたり一切しないでえらくつまらない文章になってしまいました。
もう少し余裕を持って取り組まなきゃね。
次は車体前部の組み立てです。
「おゆまる」くんを使いますよ。
レオポンさんポルシェティーガー制作 その1
レオポンさんポルシェティーガー制作 その3
レオポンさんポルシェティーガー制作 その4
大洗女子学園全8輌揃い踏み
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このプラモをレオポン車に仕上げるにあたってやるべきことはあまりにも無数にあるのですが大きな個所としては4つあります。
そのうちのひとつ、履帯の交換は無視しちゃいます。
今まで作ってきた車輛の中にも履帯のタイプが違うものはいくつかあったのですが、それらはすべて無視してきました。
それはお金がかかるからです。
モデルカステン等の履帯を買えば解決することなんですが履帯だけで戦車本体プラモよりも高価だったりします。
そして素人的に見ると違いが分からない部分というのもあって今回もそこは手をつけないことにします。
あくまで安価に自分に出来る範囲での改造ですから。
ではまず一番目立つ砲塔上面の造形からいってみましょう。
たいていの戦車プラモ組み立て説明では足回りからが多いのですが、今回はこの砲塔改造が上手くいくかどうかがキモとなるのでここから作業を開始しました。
生産型では天板が砲塔後部では水平で途中からヘの字に折れ曲がり前部では傾斜しています。
対して試作タイプでは後部から前部まで一直線で傾斜しているんです。
そしてその傾斜した天板では主砲が俯角をとった時には砲尾が天井に当たってしまうためにその逃げを設置しなければなりません。
まずは天板を一直線にする工作。
マスキングテープをピンと張ってなるべく前端から後端まで直線になるように貼って切り取る目安を付けます。
そのテープに沿ってニッパーやカッターで少し余裕を残すくらいに大まかに切除し、ヤスリで細かな修正。。
細いヤスリでは平坦に削ることが難しいので板に紙ヤスリが貼られたものを用意しました。
これはもちろん自作しても可です。
そして天板もヘの字に折れ曲がった所を裏からカッターで曲げ筋を入れ、手でゆっくりと慎重に割ってしまわないように気をつけながら水平にします。
この天板は砲塔側面装甲の内側にはまるのですがさっきその側面パーツ上辺を斜めに削ったために1部はめこみの段差が無くなってしまっているので、天板パーツをテープで借り留めをし、それに合うように段差を彫り直します。
次に天板の砲尾逃がし部(通称モヒカン)をプラ板で作ります。
ここからは瞬間接着剤が必需です。
まず1.4mm幅にマスキングテープを貼りキューポラ部を切除。
そのテープを丁寧に剥がしてプラ板に貼ってそれをガイドとして切り抜きます。
プラ板は1mm厚を後部では2枚重ね、前部では1枚だけにして傾斜をつくります。
ここは「モデルグラフィック誌」の記事を参考にしました。
そして0.1mm厚極薄プラ板を両サイドに貼り瞬接がかわいたらカッターでなぞりモヒカンの厚み部分の隙間を塞ぎ面にします。
キューポラ避けの曲線などは細いヤスリを使って合わせては削りを繰り返し微調整し、同時に後端に向かっても傾斜させるよう削りました。
前後端共に厚み無く天板に接しています。
ちなみにプラッツ発売予定の改修パーツはこのモヒカン部なのですが砲塔上面自体は折れ曲がったままなので、おかしなカタチになってしまうんですよね。
天板が傾斜することによってキューポラも前に傾いてしまったので上面を水平に戻す工作です。
細切りプラ板をゆっくりと指で丸くクセをつけて瞬接でキューポラ接着面に貼っていきます。
いっぺんに1周を貼ろうとしても上手く丸にならないので接着が乾いては次を接着と30度くらいずつ進めていきます。
1周して合わせたところは上手く丸まらないで鋭角になってしまうのですが、瞬接を多めに付けて乾いて固まったのちにヤスリで丸く整えました。
そしてさっきの板状ヤスリでキューポラ取り付けリング上面が水平になるように(つまりはこの天板に対しては後ろに向かって傾くように)削っていきます。
この時砲塔のディテールを削ってしまわないようにセロテープを貼って保護しておいたほうがいいですね。
キューポラとモヒカンの間の隙間にはパテを詰めてヤスリかけでならします。
今回はタミヤの光硬化パテを使いました。
天板右後寄りの丸い穴も現物合わせで丸く切ったプラ板を嵌めて瞬接で固め、ヤスリで平らに慣らします。
天板周囲には溶接痕がモールドされているので、それも削ってしまわないようにセロテープで保護を忘れずに。
側面後部両脇のピストルポートは逆向きなので嵌めこみ部を削って取り付けます。
キューポラのハッチも形が少し違うのですが、もともとこのキットは余剰パーツが多くその中にレオポンと合致するハッチがありますよ。
一番難しいと思える砲塔の改造がこれでできました。
これでレオポンポルシェティーガーを作る目処がついた気がします。
今回はかなりの難易度ゆえに途中ガルパンのセリフを差しこんだり、どうでもいいネタを入れたり一切しないでえらくつまらない文章になってしまいました。
もう少し余裕を持って取り組まなきゃね。
次は車体前部の組み立てです。
「おゆまる」くんを使いますよ。
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