幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

ヘッツァー完成

2012-12-30 23:03:35 | 日記
一昨日の夜に買ってきてから一気に完成させました。

TAMIYA 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.285 ドイツ駆逐戦車 ヘッツァー。



それをアニメ「ガールズ&パンツァー」のカメさんチーム生徒会仕様にしてしまいました。

リモコン機銃がついていないのは、無くしちゃった…からではなく「戦車道」だからですw

アニメでは38(t)を改造キットでこのヘッツァーにしたという無茶な設定なので足まわりやそもそも幅が違うのですが気にしない。


ヘッツァーは普通にタミヤのキットを組んで普通に塗装してウェザリングしただけなので何も特筆すべきことはないのですが、やっぱりキモは「大洗女子高校」の校章と「カメさんチーム」のマークでしょう。


このマークは自作したのでちょっとそのことを記しておきます。




ネットで探した画像を下書きにして高解像度データとしてAdobe Photoshopで整えます。

これは画面上では大きく見えてもネット上のデータはたいてい低解像度でプリントするとガタガタになるからです。



この高解像度データを公開すればいいんでしょうけど、そうして配布できるようにしてしまうと法律に触れてしまう気がします。

ごめんなさい…

と…もうちょっと探してみるとすばらしいサイトを発見しました。

http://blackred00.web.fc2.com/

見れば見るほどあまりに素晴らしいです。

脱帽……

今度から利用させていただきたいと思います。



で、プリントです。

ここで面倒なのが、ジェットプリンターは白色が再現できないってことです。

ご存じのようにプリンターには白のインクはありません。

下地となる紙の白を生かしているだけで、それは白や黄色みたいな薄い色だけでなく完全な黒以外はこの下地の白に重ねて発色させています。

なのでクリアーデカールにプリントしても白地以外には貼ることができません。

白地のデカールにプリントすればいいのですがそれだと今度はマークの周りの白を完全に綺麗に切り離すことが困難となります。

なので、考えました。

車体の色にマークをのせてプリントすればいいんじゃないか?と

これは迷彩色でなく単色だからできたことではあるんですが…



でも、またここでひとつ問題にぶちあたります。

車体の色を地にしてプリントしたとしてそれを切って水につけるとその断面からインクが流れ出してしまうことがあるのです。

そこでデカールは使わずに普通のシール用紙を使いました。



確かにデカールよりも厚いのですが、使ってみると思ったよりはずっと薄かったです。

断面が白く見えたりすることはありませんね。

マット地のシール用紙を選ぶことが大事です。

店頭に並ぶほとんどが光沢仕上げなのでよ~く探してみてください。

本編当初の金色に光る38(t)なら光沢のほうが良いでしょうが…



車体色を調整してはその度に何度もテストプリントをして軽く車体裏なんかに貼ってみてマッチするまで根気強く色を合わせていきます。

今回は5枚目でうまく合いました。



一枚一枚丁寧に切り離します。

刃先は斜めに入れてなるべくシール用紙の厚み部分が出ないように心がけて切ります。

シール1枚ごとにどんどん刃先を折って新しくして切ったほうがいいです。



波型のところは無理に切らずにまっすぐ一気に切り落として地の色がうまくマッチしてくれることに期待します。

もちろんギリギリにうまく切れれば言うことないのですがあまりちょこちょこ細かく切っていくと断面の白が出てしまうのでまっすぐスパっと切ったほうが結果的には綺麗に仕上がるようです。

左上の出っ張りはシールを台紙から剥がしたのちに切り落とします。

そうしないとうまく台紙から剥がれないでくちゃくちゃになってしまうからです。


それにしてもこの「大洗女子高」のマークはうまくデザインされていますね。

大と洗の文字、海を表す色と波型、そしてそれらをうまくとりこんでモチーフとするが戦車と言えば…のドイツ軍のマーク。

とても綺麗にパロディが利いていて秀逸なデザインだと思うのですが…


そしてカメさんマークも同じようにつくりました。

最初カメの足(グルグル回して走っている様を表す渦巻き線)はペンで描こうと思っていたのですが思いのほか車体色がマッチしてくれたので結局渦巻き線もプリントして外周に沿って切り離して貼ることにしました。




よく見るとシールの厚みは見えるのですが、デカールだって普通に貼ると周りの縁は割と見えちゃうし今回はスケールモデルではなくアニメのイメージモデルとして組み立てているこれで十分といえるでしょう。


最後にあちこち、特に排気管まわりに汚し塗装ーウェザリングをして覆帯のところどころには泥が詰まったような処理を施して完成です。


久しぶりのガンプラ以外のプラモデルだったので大変でした。

でも楽しかったです。

次は黒森峰のヤクトパンターにしようかな?

それともプラウダ高にノンナさんが好きなSU100はないのかな?(今大会には出ていなかったけど)

って…やっぱり無砲塔の戦車が好きなんです。


大洗女子学園全8輌揃い踏み




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ヘッツァー作製2日目

2012-12-30 14:28:23 | 日記
今日はずっと雨予報で出かけることができないのでヘッツァーを完成までもっていけるかもしれません。

家族から苦情がでないようにシンナー臭が無くオレンジの香りの接着剤TAMIYAリモネンセメントですが、やはり初期接着力の弱さには始終苦労することになりました。

塗装は寒い中ベランダです。

エアコンの室外機を作業台がわりにしてスプレーをプシュー……

少したつと塗料の匂いがリビング中にたちこめてしまいました。

そう、エアコン暖房を入れているので室外機の周りに漂う空気を室内に導入してしまったようです。

冬雨の空の中、窓を大きく開けて換気……

寒い……

パトラッシュ……細かい部品にぼくも疲れたよ……



それでも昼過ぎには塗装も乾きあとは覆帯(キャタピラ)を巻いて最後の仕上げに75mm砲を取り付けて完成…と……



……ん……んん……?

覆帯が巻けない…… 全然届かない……

原因はドライブスプロケットの軸受け(名称不明)を前後逆に着けていたためでした。

昨日これを付けた時には「結構前に突き出しているんだねぇ… カッコイイ~」なんてのんきに思っていたのですがその時気づけよ!

外しましたよ、かなり力いれて。

ミシミシ音も鳴ってます。

あんなに接着力が弱いリモネンセメントなのに一晩たてばもうこんなにくっついているのね…

もうね…のび太くんを思い出しましたよ。

確かSLのプラモをドラえもんの道具のローンみたいなシステムで手に入れた話でした。

プラモを作るのに失敗して残骸を横目にローンの代金は払わなければならないというオチでしたが、その失敗したSLプラモの残骸がぐちゃぐちゃでいくらなんでもプラモでこんなゴミみたいにはならんだろ…と子どもゴコロにも思っていました。

でもそうなってしまうことを覚悟しましたよ。

だってバキバキって音さえなってますもん。

結果…剥がれたんですが結構荒れ荒れになってしまいました。

下回りだったのがせめてもの救いです。

これはもうウェザリングでダメージ表現するしかないみたいです。

ここは覆帯のテンションがかかるところなので付け直したところが乾いてちゃんと固定できるまでいじれないので完成が延びてしまいました。
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パンツァー フォー!

2012-12-30 08:03:53 | 日記
久しぶりに作り始めたタミヤの戦車プラモデル

1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.285 ドイツ駆逐戦車 ヘッツァー

細かい考証など一切しないでアニメ「ガールズ&パンツァー」カメさんチーム仕様で一気に作るよ。

キーボードで「ヘッツァー」を間違えなく打てるようになる(どうもクセでHETTUでなくHEXTUTUと打ってしまうのでつい小文字が後ろのツになったりァが大文字になったりする)より早く完成するかもしれない。

………と、思っていた時期が私にもありました……

久しぶりのスケールキットは、歯ごたえがありすぎました。

マスターグレードMGガンプラの”無意識でいてもパーツとパーツがあるべきところに自然とはまっていく”あの感覚に慣れきった手にはあまりに難易度が高く……

いや……手ではないな…? 目と脳だ!!

つまり加齢??

もうね、「設計図ではこの角度で描かれているけど実際手に取るとこの角度になる、じゃあこのパーツは逆に見てるからこの角度で…」っていうのがすぐに分からないんですよ。

それにMGガンプラと違ってパーツを貼る位置や角度に多少の自由がある場合があるじゃないですか。

結局かなり昔に買った本「世界の戦車イラストレイテッド14 38式軽駆逐戦車 ヘッツァー1944-1945」をひっぱり出してきちゃいましたよ。


子どもの部屋はあるけど自分の部屋は無い一般的なサラリーマンなので製作はリビングでやるしかない。

なので文句が出ないよう接着剤は「タミヤリモネンセメント」を使用。

シンナー臭がなくオレンジの香りです。

ただ…初期接着力が弱くちゃんと箱の上で組み立てないとついポロリと小さなパーツが床に落ちて探し回ること数回。

それにとてもサラサラなので接着面以外のところにも流れていっちゃったり大変でした。


で、今回一番苦労したのはここ、



カニ目スコープです。

あまりに接着面が小さく乾くまでの間にすぐ角度がずれちゃう。

その度に動かしているとそのうち接着面がドロドロになったみたいで一晩おいても乾かない感じで見るたびにあっちこっちに傾いています。

瞬間接着剤も買ってくればよかった…



久しぶりにプラモを作って感心したのはあまりにゲートが小さくなっていること。

よくこんな細く小さな注ぎ口から流し込めるもんですよね。

そうとう圧力をかけないと隅々まで行きわたらなさそう。

技術の進歩を一番感じたのはそこです。

でもその技術の進歩ゆえに無茶苦茶小さなパーツに苦労するんでけどね。


結局1日では作り終えませんでした(いろいろと家庭のスケジュールもあるので…)


生徒会長のフィギュア乗せたいけどそんなテクニックないしなぁ…



タミヤの1/35人形改造コンテストってまだやっているんですね。

ときどきこれ1/35の人形つかわずにいちからフルスクラッチしたほうが早いんじゃないの?ってのがありますよね。



そういえば説明書にハッチを開けて戦車兵さんがはじめにお読みくださいのイラスト、もう描かれていないんですね。



細かい作業が続いたので体をほぐしに夕暮れの海までいつものコースを走ってきました。



冷たい風が気持ち良かったです。
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