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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

イタリア料理教室【手打ちパスタ特別編・2月】

2019-06-26 23:00:31 | イタリア料理

先日イタリア料理教室へ行ってきました。


今回もオーダーメイドレッスンで、過去に受けられなかったレッスンのメニューを教えて頂きます



まずは冷やし固める時間が必要なデザートから。デザートは「Semifreddo al cioccolato e praline」。


お砂糖を鍋に入れて火にかけ、溶けて液体状になりきつね色になったら火を止め、スライスアーモンドを入れて混ぜ合わせて、シートに広げて冷蔵庫で冷やし固め、プラリネを作ります。


固まったプラリネはミキサーにかけて砕いておきます。


チョコレートは湯煎にかけて溶かし、卵黄・砂糖を湯煎にかけながら白っぽくもったりするまで混ぜ合わせます。


生クリームはしっかり泡だてておき、卵白は砂糖を数回に分けてくわえながらしっかりしたメレンゲをつくります。


卵黄のボウルに溶かしたチョコレートを入れて混ぜ合わせ、砕いたプラリネを加えたら、生クリームを2回に分けて加えてさっくり混ぜ、メレンゲも2回に分けて加えてさっくり混ぜます。


ラップを敷いた型に流し入れ、トントンと打ち付けて表面をならしたら、上からもラップをかけて冷凍庫で半日冷やし固めれば完成です


続いてはメインの「Brasato is manzo」を作ります。こちらはピエモンテ州の郷土料理で、重めの赤ワインで煮込むお料理です


下処理として、スライスした玉ねぎと人参とセロリとニンニク・赤ワイン・牛肉をボウルに入れ、ラップをして一晩冷蔵庫でマリネしておきます。


牛肉・野菜・マリネ液に分けたら、オリーブオイルをひいた鍋で野菜をじっくり炒めます。お肉は塩コショウ・小麦粉をまぶしてオリーブオイルをひいたフライパンで表面に焼き色をつけ、野菜の鍋に入れたら、マリネ液・ローリエ・水を加えて弱火で1時間ほど煮込みます。


牛肉が柔らかくなったら取り出し、煮汁を濾してから煮詰めて濃度をつけ、バター・はちみつ・塩コショウで味を整えます。


付け合わせのジャガイモのピューレは、塩茹でしたジャガイモを裏ごししてバターを加えて混ぜ合わせ、牛乳で伸ばして塩コショウで味を整えれば完成です


パスタはバレンタインの時のメニューだったので、とても可愛らしい「Ravioli di barbabietola」。


ボウルに強力粉・薄力粉・卵・塩・オリーブオイル・ビーツのピューレを入れて混ぜ合わせ、まとまったら台に取り出し、表面が滑らかになるまで捏ねたら、ラップに包んで冷蔵庫で1~2時間休ませます。


その間に詰め物を作ります。今日はピンクの生地から透けて見えても良いように、白っぽい詰め物。


フライパンにオリーブオイルをひいて、スライスした玉ねぎとニンニクとジャガイモを炒め、しんなりしたら一口大に切ったタラを加えます。


タラに火が通ったら白ワインを入れてアルコールを飛ばし、オレガノ・水を加えてジャガイモが柔らかくなるまで煮込み、水分を飛ばします。


ミキサーにかけてペースト状にし、冷蔵庫で冷やしてから絞り袋に入れます。


パスタ生地は半分に切って手で軽く伸ばし、パスタマシーンのメモリを下げながら伸ばしていきます。マシーンの幅に合わせて折りたたみ、もう一度メモリを下げながら薄く伸ばしてシート状にします。


横長に置いた生地の上半分に等間隔で詰め物を絞り出したら、下半分を折り上げて被せ、空気を抜きながらしっかりと生地を止めて、ハートの型で抜きます。


可愛いパスタが映えるよう、ソースはシンプルに生クリームに粉チーズを入れて軽く煮詰めたもの。塩コショウで味を整えたら、茹でたパスタを浮かべれば完成です


最後にスープを作ります。スープは「Zappa di orzo」。イタリアの冬の家庭料理です。


小鍋にオリーブオイルをひいて拍子切りにしたパンチェッタを炒め、焼き色がついたら、みじん切りにした玉ねぎと人参とセロリとニンニクを加えてじっくり炒めます。


水を加えて弱火で10分煮込み、押麦を加えてさらに15分煮たら、塩コショウで味を調え、粉チーズ・黒胡椒・オリーブオイルをかければ完成です


全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムに


前菜は麦のスープ。野菜たっぷりで優しいお味の、食べるスープです。押麦のプチプチした食感が良いアクセントになっていて、いくらでも食べられてしまいそう


パスタは手打ちパスタハートのラビオリ。ピンクのハートが本当に可愛らしくて、女子会などにも喜ばれそうですね。ビーツは結構入れないと茹でる時に色が飛んでしまうので、ビーツをたっぷり入れて、そのぶん卵を無くしても良いかも


メインはブラザード。じっくり煮込んだスネ肉は柔らかくてトロトロ。赤ワインベースのソースも濃厚で、いかにも冬らしいとっても美味しい一品でした


デザートはキャラメルアーモンドチョコのセミフレッド。こんなに美味しいセミフレッドが驚くほど手軽に出来てびっくりです。これならいつも家にある材料で作れるので、早速作ってみようかな




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