ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

遊びと超大型犬

2017-01-12 | 生態・行動
超大型犬と暮らしている人は、愛犬とどんな遊びをしているのだろう。

若犬期のZionは、ディスクやサッカーボールでよく遊んだ。
ディスクは、ボーダーコリーがしていたのを見て覚え、
(一度も成功したことはないのだが・・・)
サッカーは、少年がしていたのを見て魅かれた。

また、私が倒れたふりをすると走って来て、
仰向けになっている体の上を飛び越えるという訳のわからない遊びもした(笑)。



今も続いているのは、
幼犬期、物心がついて最初に教えた遊びである。



それは、
向き合った状態でマテを言い渡し、少しずつ離れる。
少しずつ・・・少しずつ・・・
Zionの集中力が高まっていく。

ロングリードがいっぱいに張り詰めたところで、合図と共に私が全力で走る。
それをZionが追いかけるというもの。

初めは短い距離で、走って来たら抱き留めていた。
生後6か月以降、徐々に今のスタイルにしていった。



ポイントは、抑制と集中。
走り出したい気持ちを抑制し、飼い主に集中する。

この日のZionは、何度やっても、途中で走り出した。



それでも、私を追いかける集中力は合格点。



気ままで自由奔放、放浪性あり。
そんなZionが飼い主を追いかける。
遊びでは、その点を大切にしてきた。



曇りなき集中力!



うわ~っ!追いつかれるよ~っ!



軽く私にタッチして、Zionが抜き去る。



足がもつれて、転ぶ私。



引き返して来たZionの興味は、ニット帽。



わ~い! 帽子はもらったぜい。



ぶるるん。ぶるるん。
ものすごい勢いで振り回す。
ヘン顔になってるよぉ。



この日のZionに帽子への執着はなく、
ヨダレだらけにして叱られると思ったのか、すぐに捨て、また走った。



走りたい時、走るだけ。
9才のZionが楽しいと感じるままに。



そんなZionもやる気がない時は、全く乗ってこない。
それでいい、それでいい。



ショート丈のダッフルコートは、動きやすいですね。

散歩コースに飽きた日は、ちょっとした遊びでアクセント。
足がもつれて転んでも、全力で走った爽快感。
お疲れ、お疲れ!


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!





この記事についてブログを書く
« ただ傍らで | トップ | 早春の寄せ植え »

生態・行動」カテゴリの最新記事