ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

変わらない心

2019-03-17 | 生態・行動
3月のまだ冷たい風が吹く海の中道海浜公園。
動物の森から漂ってくるにおいに誘われて・・・
Zionは嬉しそうに歩きます。



私は、Zionの歩き方をチェックしていました。



色々な方向から見ます。



特に異常はありません。



というのは・・・
正月早々、Zionは15キロの道のりを5時間半かけて歩きましたが、
休もうともせず、それは若い頃並みの歩き方でした。

Zionは大濠公園を歩いた後、西公園へ移動し散策、更に百道浜へ。
引き返そうと促す飼い主を巧みに誘導しながら、決して譲らず。
歩く姿はまさに快活で、本当に楽しそう。
無理に引っ張って帰る理由も見当たりませんでした。



ところが、次の朝、散歩に出ると、
ひょこたん・・・ひょこたん・・・ひょこたん・・・ひょこたん・・・

ど、ど、どうかした~っ?
初めて見る左前肢のおかしな動き。

それでも、どんなに促してもZionは散歩をすると言って聞きません。
体中を触ってみて痛そうな感じはなかったため、様子を見ていると、
一日が過ぎる頃、すっかり、よくなっていました。

人で言うところの筋肉痛のようなものなのか、
疲労の回復が遅くなったということらしい。



それ以来、Zionがどんなに主張しても、
長距離を一度に歩くことはせず、こまめに休憩をとりながら、
四肢の調子も観察しながら散歩するようになりました。

心はいつまでも冒険好き、放浪好き・・・
それも忘れてないよ。



公園を出て、駐車場に向かう途中。
遮断機が下りて、電車の音が近づいて来ると思ったら・・・
勢いよく走って行き、吠えたてるZion。
そのやんちゃぶり、小さい頃から、変わってない。

そんな今日この頃、
11才3か月のZionです。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




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