ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

体型の完成

2017-11-06 | 生態・行動
9才を過ぎた頃から、シャンプーをする度に感じていた。
Zionの体格が以前より少したくましくなったようだ。

実際に若い頃より体重は増えているのだが、太ったわけでもなく、
ウエストもくびれ、スレンダーを保っている。

そして、八ヶ岳・北アルプス旅行から帰ってしばらくした頃から
被毛にも変化が現れ始めた。



Zionの被毛の量は、毎年5月頃にピークとなり、
夏はその量を保ち、9月中旬頃から大量にアンダーコートが抜け始める。
勿論、被毛は一本一本の周期により、一年中抜けたり生えたりしていて、
毎日、手入れをするたびにたくさんの死毛がとれる。



そんなサイクルは今まで通り変わらないものの、
ピークの毛量が例年より多く、夏の間も増え、伸びたため、
暑い暑い8月中旬、Zionはもこもこで、モサモサだった(笑)。

そして、秋になりずいぶん抜けてスッキリしたのだが、
これまでよりも多い毛量で落ち着いている。



なぜ、9才になってからなのかは分からないが、
Zionとしての体型の完成、あるべき姿になったということなのだろうか。



歩くペースは若い頃よりゆっくりになったが、
こちらがつき合う限り4時間でも5時間でも休憩なしで歩く。
放浪的な散歩が好きなのは、相変わらずだ。



人々からは以前にも増して、猛獣によく例えられる。
それは、面白おかしく言っているか、よほど観察力がないと察するが、
確かに体型のバランスと歩き方にはワイルドさがあり、
スタイが似合う可愛いタイプのピレとは雰囲気が違うようだ。



それにしても、何故、冬ではなく夏に被毛を増やすのだろう?

柴犬に代表される日本犬は、夏に向かうとアンダーコートが抜け、
冬に向かうとアンダーコートがしっかりと生えてくる。
いわゆる夏毛、冬毛があるのは、柴犬の自然の摂理だろうと思う。

自然の摂理に無意味はないはずである。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




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