ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

きみの価値観

2014-11-17 | 生態・行動
北山湖のほとりを6キロほど歩き、出発地点に戻って来た。
芝生広場のそばにあった貸し自転車に主人がまたがってみる。
その辺をフラフラと怪しげに動く自転車。
Zionは突然、スイッチが入った。



遊びを誘うポーズ、自転車を追い回す。
自転車を戻し芝生に出ると、今度はZionが逃げる。



Zionはリードの長さを心得ながら走っている。
それなのに、すばしこくて捕まらない。
そんな時、何て楽しそうなんだろう。



その様子を見ていたという人は、
1才くらいの若犬と思っていたと驚いていた。

かと思えば、全く反対の見られ方をしたりする。
「もう、相当なお歳なんでしょうね・・・」
そんな風に見られる時は、いつも決まっている。
Zionは帰路につくことを受け入れると、やる気がなくなる。

とぼとぼ・・・とぼとぼ・・・

散歩の時間の終わりが見えたからって、
そこまで落ち込まなくてもいいだろう



帰ってしまえば、ごはんを美味しそうに食べ、
気持ちよさそうに眠り、夢を見る。

それでも、ずっと歩いていたいきみの気持ち、
価値観は変えられない。

冬の心地よさが訪れる頃・・・
もうすぐ、Zionは7才になる。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




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