ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

人命救助と生存確認

2011-09-06 | 生態・行動
大きな公園では、
ランナーやジョガーが走り終えてストレッチをした後、
思い思いの場所で、目を閉じて休んでいることがある。



タイル張りのちょっとしたスペース。
あら、寝っ転がってる・・・
体を伸ばして、気持ちいいんだろうなぁ・・・



ところが、犬であるZionには、そうは見えないようだ。

リードをぐいぐい引っ張って近づき、クンクン・・・クンクン・・・

お、生きているな。 よかろう。

しかし、ただならぬ気配に気づき、目を開けた時、
白く巨大なヨダレつきの顔が、自分をのぞき込んでいたら・・・

実際、とても驚かせてしまったことがある。

以来、寝っ転がっている人には原則として、
近寄らせないことにしているのだが・・・



以前、こんなことがあった。

Zionと一緒に、朝から外出し、帰宅した時のことだ。

帰るなり、Zionが吠えたてる。

尋常ではない吠え声 どろぼうか

奥の庭の、落ち葉掃除以外、ほとんど行かない場所がある。
普段の生活の場からは、見えない所だ。

Zionの視線の先は、そこだった。

救助だ! 救助だ!

何と! 人が血を流して、倒れていた

隣接する緑地保全区から足を踏み外し、うちの庭に落ちていたのだ。

すぐに救急車を呼び、病院に搬送、無事だった。

Zionが発見しなければ、救出は遅れ、どうなっていたか分からない。

Zionは、近所でちょっとしたヒーローになった。



そんなことを経験してからは、公園でも、

休んでいるように見えるけれど、もしかしたら、急病かもしれない・・・

近づいてみようか、どうしようかと迷う

実に怪しい・・・ふたりである。


  


今日も会いに来てくれて、ありがとう

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