marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

(その4)東京神学大学学長にお尋ねしたこと・・・聖書私的見解を!

2024-02-10 21:12:30 | #日記#手紙#小説#文学#歴史#思想・哲学#宗教

 緊急! この(その4)が『公開』から『下書き』に切り替わって'23年11月03日からず~と眠り込んでいたので、改めて公開します。僕にとってはとても重要な神学めいた内容なので追加分を含め公開したいと思います。現在の学長は芳賀力(つとむ)先生から替わり神代真砂実先生。

内容は'23年10月30日の(その1)のブログから続いていある内容です。これは、キリスト者の内容だけではなく、仏教者の方へも死後の世界、だれでもが必ず行くであろう『よみ』の国のことを別に(その5)として別に書きたいと思います。

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(その3)からの続きとして・・・講演の内容に尋ねたことは、次の一点であった。

▶異なる宗教を持って生涯を終えた方や、今まで福音に与れずに亡くなった方はどうなるのであろうか、ということ。

伝道、その ”いのちのことば” やらを広め、信じてもらうことを広めるのであれば、我々の国の何となくの次の世界へいくではなく、明確な自覚、理解をもって今生の人生を歩んでもらうためにも、できる限りのモヤモヤの払拭が必要であろうと思っていたからである。

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▶死んだら、どうなるのか? という講演内容には、信仰を与えられることなく世を去った者については、はっきりとした答えをするのは難しい。ただ、ロマ14:9、Ⅰペト3:19によればはっきりとしたことを語るのは難しい。・・・ということであった。

「キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。」(ローマの信徒への手紙14:9)

Ⅰペトのその個所については、18d~20節の箇所を記載する。

「キリストは、肉では死に渡されましたが、霊では生きる者とされたのです。そして、霊においてキリストは、囚われた霊たちのところへ行って宣教されました。この霊たちは、ノアの時代に箱船が作られていた間、神が忍耐して待っておられたのに従わなかったものです。」(ペテロの手紙Ⅰ3:18d~20a)

▶そこで、僕は質問した訳だ。

「~死にて葬られ、黄泉に降り、三日目に死人の中よりよみがえり~」と『使徒信条』にあるようにイエス(主)は、今までに福音を知らず亡くなった人へ宣教されていたに違いない、と思われませんか、と。

そこで、(その2)の表題となるわけだ。『イエスは黄泉にくだった後、3日間も眠りこけていたんか?』とね。いくら死後にキリスト者はイエスが再臨されるまで、『死んだ』のではなく『眠る』と言われるが、死後の中間層でもある黄泉の世界で、これは仏教にもある考えだからキリスト者でない方は、よく考えるべしである。

その世界を信じない人は、墓参りはまだしも毎年周期的に行われるお盆や、法要やお仏壇にお花やお水を備える熱心な方も、死後の人々は霊魂として生きていると考えておられるのだろうから。

100回忌?ほどの法要で、涅槃の世界に行くようなのだが。それまで転生先を探してさまよっているのだろうか、ということになる・・・いったいどこで、どのように? そうすれば、確かにその世界はある、ということにならないか。

▶聖書私的見解:イエスは黄泉の世界に降られて、その世界でも福音、復活に関わるいのちの言葉を宣教していたのである、というのが僕の見解である。

全てを包括して、統べ収めておられる神の世界の御支配に空隙はない。無視されているような不明な魂の所在なる空隙はありないのである、ということだ。ヨハネ黙示録には、第一の死、第二の死というのもあるようだ。最後の審判というのも・・・。

来月は、クリスマスである(この下書きは'23年11月3日)。イエスの誕生を祝う。そのイエスの死の意味を象徴する十字架の掲げられる教会で、イエスの誕生を祝う。死と誕生。今生での伝道は第二の死に多くの人が行かないようにと、使徒たちの使命となった。

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すべての言語に訳されている世界のベストセラーを自分の言葉で読まれる方が、ひとりでも多く起こされされますように願って、講演の冒頭に語られた聖書の箇所に戻り終わりとします。

「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる、生きていてわたしを信じる者はだれでも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」(ヨハネによる福音書11章25~26節)

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(’24年2月の追加)

聖書的な文字としての学びからはここまでが限界でどの先生方もそれ以上は話されないかもしれない。しかし、すでに旧約の物語でしかも新約でもイエスご自身が語っていたのであると・・・(その5)へどうぞ、一読ください。



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