記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

昭和レトロな吉塚市場がリトルアジアマーケットに大変身!

2020年12月17日 14時39分05秒 | ひと駅ノスタルジー

先日、2020年12月1日にミャンマー料理「チョウゼヤ」&タイ料理「サワディカップ」として生まれ変わった吉塚商店街改め「吉塚市場」の旧若桜湯さんのお店へ立ち寄りました。吉塚市場はいま、このお店を含めてベトナム・カンボジア・韓国などアジア各国の食材のお店や飲食店が続々オープンし「リトルアジアマーケット」に生まれ変わっている最中です。

新店舗の店内、富士山のタイル絵がある男湯浴室はシェムリアップ時代と同様に調理室だそうです。以下の写真は2019年9月、シェムリアップ時代の厨房と富士山タイル画。

今回驚いたいのは、旧女湯の浴室まで上手に活用されていていわゆるインスタ映え。銭湯時代は入口で靴を脱いで下駄箱に入れる日本の銭湯スタイルでしたが、脱衣所も板張りになり靴のまま店内の席へ。

銭湯時代の浴槽そのまま、アクリル板の上にテーブルがあります。電気風呂など細かく仕切られた浴槽や洗面スペースもそのまま(笑)。

私がランチをいただいている間にも、日本人だけでなくアジア各国出身の福岡在住と思われる若いお客さんが続々と来店^_^。下の写真はもと男湯の脱衣所だったスペースです。

番台は変わらず会計として活用されていてほっとしました。以下の写真は2004年撮影、銭湯として営業していた頃です。

不思議な空間、この日は軽めにランチメニューをいただきました。料理のおいしさはお墨付きですし、これは通ってしまいそう…。

さりげなく脱衣BOXや靴箱がそのままあったり。タイ料理とミャンマー料理を同じ店内で選んで食べられるのは素晴らしいです。

ほかのお店も伺いたいですが、やはり最初は旧若桜湯さんが新生「吉塚市場」の入門スポットかも。12月1日に同時オープンしたのは以下の店舗だそうです。

 中国点心「小重慶」
 韓国焼肉「火の村」
 ベトナム料理「ミスサイゴン」
 ミャンマー料理「チョウゼヤ」
 タイ料理「サワディカップ」
 カンボジア料理「シェムリアップ」
 ベトナムサンドイッチ「カムオン」

まだまだ続々と新店舗がオープンし、2021年3月にグランドオープンとのこと。吉塚市場・リトルアジアマーケットの最新情報は 吉塚市場 リトルアジアマーケット 公式instagram にてご確認ください。

 

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