万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2095 柿本人麻呂歌集

2011-09-27 | 巻十 秋雑歌
夕去 野邊秋芽子 末若 露枯 金待難

夕されば 野辺の秋萩 うら若み 露にぞ枯るる 秋待ちかてに

右二首柿本朝臣人麻呂之歌集出


「夕方になると、野のほとりのハギは、芽が出たばかりなので、露にあたって枯れてしまう。秋を待つまでもなく」

右の二首は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出る