万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2088 作者未詳

2011-09-20 | 巻十 秋雑歌
吾隠有 楫棹無而 渡守 舟将借八方 須臾者有待

我が隠せる 楫棹(かぢさを)なくて 渡り守 舟貸さめやも しましはあり待て


「私が隠した、櫂がなくては、船頭さんは、(彦星に)舟を貸せないね。しばらく(ここで)待っていてよ(七夕の宵を楽しみたいんだ)」