万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2070 作者未詳

2011-09-02 | 巻十 秋雑歌
久堅之 天河津尓 舟泛而 君待夜等者 不明毛有寐鹿

久方の 天の川津に 舟浮けて 君待つ夜らは 明けずもあらぬか


「“久方の” 天の川の船着き場に、舟を浮かべて、きみを待つ夜が、明けないでほしい」