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離乳食講座~中期・後期~(前編)当日の様子

2016-06-28 | お知らせ

6月25日(土)、「離乳食講座~中期・後期~」を開催しました。

今回も、助産師の高橋早苗先生と、まんまる保育園の保育士、栄養士、調理師を交えて、

ちょうど離乳食の中期・後期と言われる月齢のお子さんをもつ12組18名の保護者の方と共に、

様々な悩みや疑問を共有しました。

まずは当日の様子をご紹介します。

*髙橋先生と参加のみなさんで自己紹介~今回参加された理由となる悩み事や疑問を共有*

「中期になるけど、モグモグしなくて・・・」「テキスト通りの量を食べないんです」

「際限なく食べるんで、終わり時がわからないんです」「お乳から離れないけど、いつまで飲ませていいの?」

などなど、いろんな悩みが出ました。

「思ったように進まなくてもいいの。お口を閉じてる赤ちゃんに食べさせようとしてもお口開かないよね?

だったら、食べさせよう!と思わない。やめる勇気を持ちましょう。」

「赤ちゃんは気まぐれなんです。明日は食べるかも。一週間後は食べるかも。」

「お乳をやめるのは、1歳すぎたくらいから、赤ちゃんと相談して決めましょうね。まだかなー、まだいいなーという状況だったら無理にやめなくても大丈夫」

「パパも週末はみんなで食卓を囲むようにしてくださいね。一緒に食べながら、楽しいなー、おいしいなーという時間を共有しましょう」

高橋先生からお返事です。

(具体的な質問と回答は後編でお伝えします)

*0歳クラス担任より、みなさんの悩みに保育士としての取り組みを踏まえてお答え・食事の時間が楽しくなる手遊び歌の紹介*

お食事のあとやお顔が汚れちゃったな~というときに、リズムをつけて、お顔をふいてあげてください♪

ほら、とってもいい笑顔でしょ??

食事の時間は、食べてるときも、食べたあとも、とっても楽しい時間なんですね~。

ママ、パパ、悩みや心配でお顔がしかめっ面になってませんか?

赤ちゃんが緊張しないように、リラックスリラックス、、が大事です。

(具体的な質問とその回答は後編でお伝えします)

*栄養士から、離乳食にあった食材や不適な食材、栄養面から見たミルクと離乳食のバランスなど*

離乳食の中期・後期になると、利用できる食材も増えてきます。でも注意も必要です。

●以下の食材は避けましょう

・ハチミツ/黒糖・・・乳児ポツリヌス症予防のため、満1歳までは避けましょう

・そば・・・・・・・・・アレルギーのリスクが高い

・もち・・・・・・・・・噛みきれなくのどにつまる危険あり

・繊維質のもの、ナッツ類

・香辛料や添加物の多いもの(ハム・ソーセージ・練り製品など)

●鉄分が多く含まれる食品をとりましょう。

・高野豆腐(乾燥状態のまますりおろして調理して利用できます)、のり、小松菜、ほうれん草、ひじき、レバーなど

※9か月以降になっても離乳食が進まず、鉄分不足のリスクが高いときはフォローアップミルクを利用しますが、順調に進んでいればフォローアップミルクを飲む必要はありません。(育児用のミルクでよいです)

●離乳食期はまだまだ母乳やミルクが栄養的に必要です!

中期で栄養の半分以上、後期で30~40%は母乳やミルクから栄養をとっています。

どれだけ離乳食を食べていたとしても、未消化・未吸収の栄養があるので、母乳やミルクをやめるのは早すぎます。

中期の授乳量は一日に700~900ml。

後期の授乳量は一日に500~700mlです。

*調理師から、離乳食づくりと試食*

次の写真は、「塩ひとつまみ」の分量です。離乳食レシピ本などで「塩ひとつまみ」と出てきたら参考にしてください。

 今回の離乳食試食メニューの一部

実際に作っているところを見ていただき、味わってもらうことで、今回も好評いただきました。

「薄味」「だしの味」「素材の味」、などなど、実感していただけたようです。

 

 では次は皆さんからいただいた質問などを掲載しますので、もうしばらくお待ちください。

 

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