デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

何気ない日々の家庭から見えてくる(?)まんじぇ♪
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努力

2014-10-06 22:19:13 | もーりー

こんばんは、もーりーです。

 

今日はお仕事でのお話を少し書きたいなと思います。

 

先ほど、新しく採用したアルバイトの大学生(19歳)とお話ししてきました。

採用手続きや、お仕事の考え方についてなどのオリエンテーションです。

その中で、『努力』という言葉について尋ねてみました。

 

僕「『努力』という言葉にどういう印象を持ってる?」

彼「『辛い』とか・・・、そんな感じです。」

僕「そっか・・・。今、何かやっていて楽しいこととかない?」

彼「部活でオーケストラをやっているので、それが楽しいです。」

僕「『努力』してる?」

彼「いいえ。楽しいだけです。」

僕「そっか。ウチの仕事も『努力』しなくていいからね。『努力しなきゃ』って思うくらいなら、辞めちゃっていいからね。」

彼「え?そうなんですか?」

僕「うん。だって、辛いと思いながら仕事されてもさ、お客様も周りの仲間も、そして君も誰も喜ばないからね。それとも、誰か喜ぶ人いる?」

彼「・・・・。」

僕「まあ、『努力』という言葉の定義づけ次第なんだけどね。辛い事をやって頑張ったりすると誉められたりするもんだから、つい、良い事だと勘違いしちゃうんだよね。でも、よくよく観てみると、誰も喜んでない事の方が多いんだよ、実は。」

彼「そう言われれば、そうですね。」

僕「人に喜んでもらわないと仕事にならないから、まずは自分が喜ぶように仕事を楽しんで下さい。」

 

 

と、こんな感じでお話ししていました。

 

 

僕たち大人は、つい「努力」しなさいと言ってしまいます。

なぜなら、僕たちも「努力」しなさいと言われて育ってきたから。

そのせいかどうかは分かりませんが、「努力」という言葉には「辛い」というイメージがついて回っています。

大学生の彼だけでなく、僕もそんなイメージをつい持ってしまいます。

 

 

本当は「努力」したって良いんです。

「努力」すれば上達するんだから。

でもどうせするなら、「楽しい」イメージでも良いですよね。

 

「努力」という言葉が、楽しいイメージになるように子供達と一緒に変えていきたいなと思いました。

 

 

 

ではでは、また。

ありがとうございます。