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デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

何気ない日々の家庭から見えてくる(?)まんじぇ♪
保護者・生徒・ボランティアなど、まんじぇに関わる者たちで書いています

川の水はどこから来たの?

2018-10-06 13:27:30 | のば

清々しい秋晴れの日、

川沿いの堤防を公園へ向かって車を走らせていると

あいりが言いました。

 

 ~車中の会話~

あいり「川の水って海に行くやん。」

のば 「うん。」

あ  「じゃあ、川の水はどこから来たの?」

の  「山や森に降った雨が土に浸み込んで

    それがいろんなとこから集まって川になるんだよ。

    あいちゃんたちの飲み水になるまでに100年ぐらい

    かかるらしいよ!」

でも待てよ?

の  「でも、雨は海の水が蒸発して雲になって、それが流されて

    山とかで降るのか? じゃあ、川の水も海からか?

    …こうやって循環してるんだね~。」

あ  「じゃあ、川の水もしょっぱいの?」

なるほど。

の  「海水が蒸発するときには、水分だけでお塩は入ってないの。」

ともか「塩もそうやって作るんやよ。」

の  「そうそう。だから、海水を蒸発させたら塩ができるし、

    蒸発した水分だけが雨になるから、川の水はしょっぱくないんだよ。」

あ  「ふ~ん。」

の  「うちでもね、塩水を蒸発させれば塩を取り出せるよ?」

あ  「ホント? やるやる!」

 

というわけで、実験!

まずは、海水(もどき)を作ります!

海水濃度はあいりの感覚(笑)

そしたら中華鍋にいれて点火! ともかの助言で中華鍋。

グツグツすると…

 

…これが「蒸発」なんだね。海も蒸発して蒸気が雲になるんだね。

だんだん白くなってきて、こんなんになりました!

茶色いのは鍋の汚れか鉄分か?

スプーンでそぎ取り、試食。

しょっぱい!塩だ(笑)

このお塩、ちゃ~んと料理に使いましたとさっ

 

ところで、川の水はどこから来るんだろ?

山から?海から?

まぁいっか。とにかく水は長~い旅をしてるんだね。

 

 

 

のば

 

 


学生証

2018-08-02 13:13:17 | のば

暑中お見舞い申し上げます。

毎日酷暑が続いていますが、

みなさん、体調など崩されたりしていないでしょうか?

夏らしい青い空がまぶしいですね!

 

まんじぇも夏休みに入り、

このブログもどれだけの人が読んでくれるだろうと思いながらも、

おもしろいことがあったので書いてます。

 

 

うちから一番近い書店、S堂さん。

DVDのレンタルもあるので、ちょこちょこ利用します。

S堂さんでは、中学生から会員カードが作れます。

 

今年から中学生になったともかが、

「(S堂さんの会員)カード、作ろうかなぁ」と言い出しました。

自分の好きなときにDVDをレンタルしたいんでしょうね、でも

「写真付きの身分証明書がいるんやと。」だそう。

「まんじぇの学生証じゃ、ダメかなぁ。」

私「ん~、どうかなぁ…」

 

こんな会話をした数日後。

「カード、作ってきたよ!」と、ともかが外から帰ってきました。

一瞬、?? でしたが、

S堂さんのカードだと分かり、

「良かったねぇ。でも、写真はどうしたの?」と訊くと、

「まんじぇの学生証が使えた!」だって!

 

公的機関でないまんじぇの学生証が使えるとは正直思っていませんでした。

対応した店員さんにもよるのかもしれませんが、

まんじぇの学生証で認めてもらえて嬉しかったです!

ありがとう、S堂さん!!

 

 

のば


そのままでいい。

2018-07-23 13:11:51 | のば

私はピアノは弾けません。

でも、子どもの頃に見よう見まねで覚えた曲が1~2曲。

それを時々弾いていたら、子ども達が「教えて~」と来るようになりました。

 

食事の準備だったか片付けだったか、忙しい時間。

あいりが「また教えて~」と、ピアノの前で私を待っていました。

ちょっとムッとしつつ、とりあえずピアノまで行く私。

すでに腹を立てているので、教え方も乱暴になりました。

内心『悪いなぁ…』という意識もありながら。

私のそんな態度に、あいりが「もういい…」と教わることを諦めました。

 

 私、なんでこんな小さなことで腹を立ててるんだろう…

 

これまでも似たようなことはありましたが、

そんな気持ちにちゃんと向き合ったことがありませんでした。

 

よし、これは向き合ってやろう!

今回はそんな気持ちになり、この腹立ちをじっくり味わいました。

忙しいところ声をかけられて腹を立てていただけだと思っていましたが、

その奥には、あいりを尊重していない私がいたんです!

 

これに気付いた時には自分でもビックリしました!

ガッカリというよりビックリ!

へ~、私、子どもに敬意がないんだ!

と同時に、気付かせてくれたあいりに感謝の気持ちが生まれました。

 

そして、あいりに

「お母さんさぁ、ごめん、あいちゃんのこと、バカにしてたみたい。」

正直に話しました。

「だから腹が立ったみたい。

 でも、あいちゃんがいたから気付けたんだー。ありがとう!

 だからね、あいちゃんはそのままでいいんだよ。

 あいちゃんが、そのままでいてくれるから、お母さんは自分の間違いに気付けるの。」

 

あいりは「いいの?」と返してきました。

ヤバイ!

「そのままでいいの?」ってことは

「このままじゃダメなんだ」って思い始めてたってことだよね?

 

「うんうん、いいの。そのまんまのあいちゃんでいいの!」

 

子供たちに敬意がないことに気付いた私は、

子供たちの頼まれごとを、やっと素直に聞けるようになりました。

 

これからも、じゃんじゃん心を自由にするぞー!!

 

私のデモクラ教育は、いつも、その時が始まりです(笑)

 

 

 

のば

 


ツバメ レポート3

2018-07-02 13:27:12 | のば

ツバメのことが気になって、気になって。

図書館で本まで借りてきました。

ツバメの、いつもと違う鳴き方が聞こえると

「どうした?どうした?」

なんて、こっそり見に行くもんだから、

長男からは「お母さん、『ツバメのお母さん』やなぁ」と

笑われる始末。 

ん?嫌味ですか?笑

 

ツバメの巣を観察していると、

羽毛がチラリと見えるのが分かりました。

あいりによると、卵を温めるために、

どこからか拾った羽毛を巣の中に敷くのだそう。

さらにこの本には、卵を産む前日くらいに羽毛を敷くから

卵を産む時期をそれで予測する、と時期まで書いてありました。

そして新たに、卵は1回に1つ産むということが、本で分かりました。

でも、ヒナが均等に育つように、全部産み終えてから温めるという事実も。

 

え?じゃあ、ひょっとして、うちの巣にも卵が1つ2つあるんじゃない?

日中も巣で過ごすツバメは、ひょっとして、卵の番をしてるの?

ってことは、ツバメくんじゃなくて、お嫁ちゃんなの?

あら、私の勘違い??

そういえば、最近別のオスを見かけるし…

 

こんな予測をし始めたつい先日。

お昼ご飯をたべていると、玄関の辺りから

ツバメの、激しい警戒の鳴き声が聞こえてきました。

あまりに騒がしいので、いつものようにこっそり見に行くと、

カラスが飛んでいくのが見えました。

外に出ると、巣の土や草が散らばっているのが目に入りました。

上を見ると、削られたように半壊した巣がありました。

さらに、床には卵が割れていました。。。

・・・カラスにやられたんだ・・・

やっぱり、卵もあったんだ!

ツバメが巣を確認するかのように、何度も往来しています。

 

とてもショックでした。

仕方がないと、頭では分かっていても、

愛着が湧いていただけに、残念で仕方ありません。

あれからもう、あのツバメたちが来ることはなくなりました。

 

ツバメの繁殖期は8月までだそうです。

まさかの出来事で驚くしかありませんが、

どこかで、ちゃんと子育てできるといいな。

そんな願いを込めながら、最後のツバメレポートにしたいと思います。

 

 

のば


ツバメ レポート2

2018-06-21 20:14:45 | のば

わが家にツバメが巣をかけてから1週間以上が過ぎました。

毎日観察していると、愛着が湧いてくるものですね。

 

巣ができたらすぐにでも卵が産まれて、

すぐにひなちゃんに会えるものだと思っていました。

ところが、夫婦で巣を作っていたと思ったら、どうも勘違い。

巣が完成したら、オスはメスを誘うんだとか。

 

前回、疑問に思っていたツバメの寝床。

こちらは、卵が産まれたらメスは卵を温めるために巣で夜も過ごしますが、

それ以外は、たいてい近くの木で寝るんだそうです。

 

ということで、夜、巣にツバメがいれば卵があるという可能性!

 

巣ができてから、夜、お父さんが仕事から帰って来ると

「ツバメ、巣におった?」と訊くのが日課になりました。

 

ある日、いつも通り仕事から帰ったお父さんが

「ツバメが巣におったぞ?」

と言うので、みんなでこっそり様子を見に行くと、一羽いるではありませんか!

「おぉ!やっと卵を産んだか!?」

とみんなで喜んで、数日観察していましたが、

昼間はあまり巣にいないのです。

 

あれ??

 

どうやら、オスが、その巣が気に入ったのか、

他のオスに横取りされるのを恐れているのか、

夜も巣を寝床にしているようなのです。

 

日中も時々巣で休みながら、そばの電線でメスを誘うように鳴き…。

「アンタは、およめちゃんにホントに来て欲しいのかい?」

と訊きたくなるような…

 

きっと、ツバメにも個性ってのがあるんだろうなぁ。

そんなことを思いながら、ツバメくんにエールを送っている毎日。

 

いつか、このツバメくんにもおよめちゃんは来てくれるのか?

こんな疑問を残しながら、

このツバメくんの行く末を見守りたいと思います。

 

 

のば