吹田ホスピス市民塾の What's new

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「地域における看取り研修会。

2016-07-31 11:04:34 | 事例研究会
さる7月23日(土)午後、大阪コロナホテルで、日本ホスピス・在宅ケア研究会(教育部会)の主催で、表記のテーマで、’16年度第1回セミナーが開催されました。

60名の定員でしたが、私は申込が遅れたために満席・・・でも欠席者が出たために参加できました。会場は女性が大半、男性は2,3人。

第1部の話題提供では、①蘆野理事長の「看取りに際し必要な知識」 ②広島でご活躍の石口房子さんの「看取りの実際」、などのお話が。

第2部では、11グループに分かれて、認知症とがん患者さんの2例のうち1例を取り上げてのグループワーク。
グループ内の話し合いは、色々な方のお話にそれぞれの特色があって興味深く、大変勉強になりました。

更に、各グループの発表にもそれぞれに工夫があって、これも色んな切り口に気づかされて勉強になりました。
例えばあるグループは、4つのペイン(身体・精神・社会・スピリチュァル)の軸で整理するなど…。

いつも感じることは、折角のこうした成果がそのままになるのは如何にも勿体ない・・・手間はかかりますが、ザットでも整理してオープンにしてはと思いますが、やはり大変な作業なのでしょうね。

私の感じたこと:「こうした現場での工夫と努力も必要ですが、実現できるような仕組みづくりがもっと必要なのでは」ということでした。
国は2025年問題を見据えて、在宅ケアのネット作りを展開、吹田でも市の主導で懇談会が発足していますが、実現には大きな問題が山積しているようです。

私たちは、「がん」に特化して実現を図るべく、「吹田在宅ケアネット」を軸に推進していこうとしています。 (KO)

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