吹田ホスピス市民塾の What's new

吹田ホスピス市民塾の活動を紹介していきます

「吹田がん情報コーナー」・・・10回目。

2014-09-26 08:41:12 | 吹田がん情報コーナー
5月にスタートして、25日が10回目でした。

Aさん(若い男性):偶々市役所に来て目についた。どんな活動を?ということで、説明させていただきました。ご納得。

Bさん(ご婦人):2度目。先日ご紹介した施設を見に行かれて、その帰りのご報告に、わざわざ。
そして、嬉しいことに、「役に立つなら、一緒に活動したい」と仰せで、その場で入会届を。

10回を振り返って:述べ24人の相談者がお見えになりました。

ご相談の内容はさまざま。市役所に来た時に目について立ち寄られた方が最も多いのは、市役所ロビーという「地の利」の強さを
感じるとともに、もっと地道な広報活動の必要を感じます。

当面は、がん診療連携拠点病院や近隣の薬局にリーフレット置いていただくこと考え、10か所以上においていただきました。
更に10か所を増やしたいと考えています。20か所で毎月各1人…1年で240人という皮算用ですが・・。
更に方策を考えたいと思いますので、お知恵があればぜひお貸しください。

皆さまのご感想から:「話を聞いてもらって、落ち着きました」「相談に乗ってもらって、気分が明るくなりました」
「こうした相談する場所があると安心です」「長い間、悩んだり迷ったりしながら、いろんな医療機関を随分歩いたが、情報を教えてもらって、一挙に解決した」

こんなお話を聞くにつけても、コーナーの役立ちに自信が持ててきました。
同時に、私たち自身が更に勉強することで、相談者の皆様の満足感を高めていきたいと思います。

                                               (KO)


     

           10月19日の「立花隆氏 講演会」の広報 北摂版に載せていただきました。
           興味のある方に届きますように願っています。

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本日 吹田がん情報コーナー開催しています

2014-09-25 07:04:40 | 吹田がん情報コーナー
  

おはようございます。
早くアップする予定が本日になってしまいました。

今日で5月から始めた「吹田がん情報コーナー」が10回目になります。
ご本人はもちろん ご家族のかた 周囲の方々が がんになって大きな不安を抱えた時
初めてのことで 何処で何を聞いたらいいのか整理がつかず真っ白になってしまうことがあります。


私達は“市民の立場”で市民のみなさんのお話を伺い ご一緒に考えさせていただきます。 
「あなたにとって必要な情報」の窓口を提案できるかもしれません。
どんなことでもお話に来てください。

少しの勇気で気持ちが楽になるかもしれません。
吹田市役所ロビーでお待ちしています。  13時~16時

http://www.city.suita.osaka.jp/home/place/shiyakusyo/cityhall.html



<10月の予定 9日 23日 13:00~16:00>
                                スタッフ一同




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研修会:スピリチュアルペインとケア。

2014-09-23 17:20:16 | お知らせ


大阪介護支援専門員協会 豊能・三島ブロック合同研修会が、本日9月23日(祝)14~15:30
メイシアター集会室で開催。(70名近くが参加)

テーマ:「スピリチュアルペインとケア」~生と死どちらにも存在する私~
講師:大河内 大博氏(上智大学グリーフケア研究所研究員・いのち臨床仏教者の会副代表)

世話人の一人が当市民塾の会員さんであることから、参加させていただきました。

難しいテーマでしたが、実体験も交えてのお話を理論立ててお話しいただき、よく理解できました。

10年間携わってきた「傾聴ボランティア」の中で体験してきたこと、「吹田ホスピス市民塾」の中でがん患者さんやご家族の皆さんと
お話をしてきたこと、から「寄り添うことの大切さ」を感じてきましたが、今日は、とてもよく理解できました。

「スピリチュアルペインは、取り除くものではない」「すぐに答えを出さない」「想いや本音を吐露してもらい、本当の自分を分かってもらう」
「共感:共に在ることを感じてもらう」「当方の人間性・人格が大切」「想いを聞いていく中から自己決定をしていただく」など
素晴らしい言葉。これらを、これからも大切にしていきたいと思います。

大河内さんは、今後の展開は医療者が効果的と仰せでした。
全くその通りだと思いますが、がん患者さんのお話を伺っていると、中々難しいことのように思います。
難しいからこそ大切でもありますが・・・。


                                      (KO)

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淀川キリスト教病院 ホスピス・こどもホスピス病院で、勉強会。

2014-09-22 22:58:47 | お知らせ




今日、9月22日(月)13~15時、当市民塾の17名が、同病院を訪問。池永副院長にご案内いただき、その後、質疑を。

初めに、病棟内を2班に分かれて案内を頂き、その間は、「NHKクローズアップ現代」のビデオを拝見・・・
これは、毎週土曜日にリクエスト食を頂いて、ご家族と人生最後の良き思い出を作っていただけるという、大変感動的な内容でした。

会員からは、多くの意見や質問が出ましたが、池永先生から丁寧なお話を頂きました。
温かい病室の佇まいは勿論ですが、一つ一つに込められた優しい心遣いに感動しました。

それぞれが、それぞれなりの学びを得て、やや興奮気味の中を家路につきました。

今後、高齢者が増加する中で、病院では最期を迎えられない時代がやってきます。
その中で、がん患者さんが在宅で過ごせるような仕組みが必要で~市民塾の目的の一つがこの実現でもあります~十分な緩和ケアの中での在宅ケアを、
同病院が支えてくださる・・・そんな近い将来像も感じられた勉強会になりました。

なお、当市民塾は、同ホスピスをこれまでにも2度訪問、池永先生や看護師の皆様には市民塾の公開講座においでいただくなど、
スタート以来、大変ご指導を頂いてきています。 感謝、感謝、です。

                                        (KO)



新しく出来た淀川キリスト教病院 ホスピス・こどもホスピス病院は 普通の市民が持つホスピスの
イメージを打ち破った感覚のところでした。
いろんな人生を送ってきた私たちがどんな形で最期を迎えるのか誰しも心にあると思います。
何も言わなかったら思いが伝わらないこともあると思っている中の研修でした。

1週間に1度の「リクエスト食」 食べるということを通して一人づつにある人生を大切にし
もう一度食べてみたい、誰かと一緒に食べたい・・・そんなことを叶える取り組みに感動しました。
         

市民塾での活動を通して いろんな立場の方々がいろんな形で一生懸命模索していることも学んでいます。

                                         (会員CH)

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大阪がん患者団体協議会・公開シンポジュウム

2014-09-21 20:10:27 | お知らせ
   
今日、9月21日(日)13:30~16:30、成人病センター講堂で開催。

協議会として初めてのシンポ。

テーマ:「もっと知ってほしい!患者会のこと、、ピアサポートのこと。

第1部:基調講演「がん患者会の意義と課題」大松 重宏氏(兵庫医科大学社会福祉学准教授)

第2部:患者会事例発表
    辻 恵美子氏(大阪市立大学医学部付属病院がん患者サポートの会「ぎんなん」代表)
    渡邊 美紀氏(大阪赤十字病院乳がん患者会「のぞみ会」代表)
    三木 祥男氏(大阪府立成人病センター「口腔・咽頭がん患者会」代表)

第3部:パネルディスカッション
    {がん患者会の果たす役割とは~ピアサポーターって何?」
    パネリスト:
     大松 重宏氏
     松浦 成昭氏(府立成人病センター総長・
            近畿(阪大)がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン事業推進責任者)
     撫井 賀代氏(大阪府健康づくり課課長)
     辻 美恵子・渡邊 美紀・三木 祥男

協議会に参加の患者会は現在21.もっと多くの患者会の参加を期待したいし、協議会の活動が起爆剤になって、
さらに多くの患者会が誕生して、「がんになっても、安心して暮らせる大阪府」を目指したいもの。
因みに、私は、同協議会の第1期世話人を担っていた。

吹田市には、がん診療連携拠点病院が4つ。近い将来、それぞれにがんサロンができていくことが予想される。
それに「吹田がん情報コーナー」(吹田市役所ロビーで、5月から月2回)を加えて5か所に対応するためには、
今後のピアサポーター養成講座を継続・強化して行かねばなりません。

                                           (KO)

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