昨日に続き、本日(25日)も。
午前は「兵庫の緩和ケアエキスパート連続講義」:午後は「コウノメソッドで認知症の人も地域で暮らせる」
1.午前の部:
(1)清水政克氏(清水メディカルクリニック副院長 在宅医療部門)は在宅医の立場から、「生活者が生活者を支える在宅医療~『家で最期まで』に気負わずつきあう」と題し、①多職種連携によるサポート ②在宅医療に当たっての必要なこと、などを具体的にお話を。
(2)宇野さつき氏(新国内科医院看護師長)は看護師の立場から、「地域緩和ケアのマネジメントナースとして」と題し、4つのポイント~キャッチ、つなぐ、やってみる、フィードバックと、これまた多くの事例を紹介しながら・・。
(3)山川宣氏(神戸医療センター緩和ケア内科せん妄チーム)は「八百屋は高級肉を、肉屋のようには扱えない~せん妄の『常識』を変換しよう」と題し、精神科の医療者ではなく一般科の医療者が心得なければならに事を具体的にお話を。医療に関する専門的なお話だったので、私にとっては詳細は分かりませんでしたが・・。
吹田でも、こうした考え方を医療者の皆さんが共有しながら「吹田在宅ケアネット」のレベルアップときんてん化が進むといいなと思いました。
2.午後の部:河野和彦氏(名古屋フォレストクりニック)が、「コウノメソッドで認知症の人も地域で暮らせる」と題して。
平成27年3月に立ち上がった「認知症治療研究会」は、コウノメソッド実践医と脳神経外科医などの開業医、コメディカルが中心となってできたもの。
コウノメソッドは、薬価の安い薬でも十分に患者を落ち着かせ、新薬の副作用を最小限にとどめる低用量処方、家庭天秤法(介護者が患者の病態によって医師の指導の元加減すること)を普及させようとする。そして、非常に効率よく患者のADL、QOLを高めることができる「コウノカクテル」を詳細に解説されました。
そして同氏は、「正しい処方を世に広められる立場にある医師は、まず製薬会社と利益の関係を持たない必要がある」と言われる。
「強く感じたこと」:医学知識のない私は、山川氏と河野氏の考え方の評価はできないが、このような「これまでの常識」を超える考え方が評価されて、患者のハーッピーにつながっていくことを切に願うものです。 (KO)
午前は「兵庫の緩和ケアエキスパート連続講義」:午後は「コウノメソッドで認知症の人も地域で暮らせる」
1.午前の部:
(1)清水政克氏(清水メディカルクリニック副院長 在宅医療部門)は在宅医の立場から、「生活者が生活者を支える在宅医療~『家で最期まで』に気負わずつきあう」と題し、①多職種連携によるサポート ②在宅医療に当たっての必要なこと、などを具体的にお話を。
(2)宇野さつき氏(新国内科医院看護師長)は看護師の立場から、「地域緩和ケアのマネジメントナースとして」と題し、4つのポイント~キャッチ、つなぐ、やってみる、フィードバックと、これまた多くの事例を紹介しながら・・。
(3)山川宣氏(神戸医療センター緩和ケア内科せん妄チーム)は「八百屋は高級肉を、肉屋のようには扱えない~せん妄の『常識』を変換しよう」と題し、精神科の医療者ではなく一般科の医療者が心得なければならに事を具体的にお話を。医療に関する専門的なお話だったので、私にとっては詳細は分かりませんでしたが・・。
吹田でも、こうした考え方を医療者の皆さんが共有しながら「吹田在宅ケアネット」のレベルアップときんてん化が進むといいなと思いました。
2.午後の部:河野和彦氏(名古屋フォレストクりニック)が、「コウノメソッドで認知症の人も地域で暮らせる」と題して。
平成27年3月に立ち上がった「認知症治療研究会」は、コウノメソッド実践医と脳神経外科医などの開業医、コメディカルが中心となってできたもの。
コウノメソッドは、薬価の安い薬でも十分に患者を落ち着かせ、新薬の副作用を最小限にとどめる低用量処方、家庭天秤法(介護者が患者の病態によって医師の指導の元加減すること)を普及させようとする。そして、非常に効率よく患者のADL、QOLを高めることができる「コウノカクテル」を詳細に解説されました。
そして同氏は、「正しい処方を世に広められる立場にある医師は、まず製薬会社と利益の関係を持たない必要がある」と言われる。
「強く感じたこと」:医学知識のない私は、山川氏と河野氏の考え方の評価はできないが、このような「これまでの常識」を超える考え方が評価されて、患者のハーッピーにつながっていくことを切に願うものです。 (KO)