コロナの第6波。。。やはり来てしまいました
そして寒い今の季節、買い物での外出は極力控えたい
普段なら、その日その日に思いついた入用のモノを買いに出るが、いまは尻込みをすることが多くなってしまった
気づくと、パリ在住時代が脳裏に蘇ってきた
歯科医師として勤務して7年。パリ写真コンクールでの入選を機に、かねてから活動していた写真において、憧れの地パリで本格的に学びたいと思い、2005年の秋からパリ写真学校に通うことに決めた
当時、滞在していたアパルトマンは、パリ17区。
屋根裏部屋と言われる、かつて使用人が暮らしていた部屋だ。貧乏学生や見習いの料理人などが住む事が多いそう。
広さは8畳弱の1K。
バスタブ付きで、そこそこ暮らしやすい空間だった
唯一の難点が、日本の階数にして7階と言うこと
当然ながらエレベーターはない。
季節を問わず、通学以外で外出する際は、思いつきで出かけることは可能な限り避けるようになった。食材などはリストアップしておき、ある程度たまったら、他の用事と合わせて出掛ける
お店も効率良く回れるように予めメモをしてから
とは言っても、この性格なのでアパルトマンの扉を閉めた途端、忘れ物に気づくこともしばしば。。
そんな時は、階段を上がる以前にどっと疲れが噴き出してしまい、手すりを引き寄せるようにして握りしめ、7階まで息を荒くして登りきった記憶がある。
今となっては、何もかもが愛おしい思い出
いまは状況が全く異なるけれど、一度にまとめて用事を済ませたい気持ちは変わらない
リストアップ用のメモに書くことが、楽しみの一つとなっている。
肝心なのは、いざ買い物に出た時、このメモを忘れないようにしないと
パリにいた頃は、忘れても全て思い出せたんだけど、今は何かしら忘れてしまうから
見出し画像は当時のアパルトマンの「恐怖の階段」です。7階から見下ろした様子です。
通り側の窓は、斜め上に取り付けられているので、普段は空しか見えない。
これは台に乗って撮影したもの。
よく屋根を歩いているおじさんがいたけど、何かの修理でもしていたのかしら?
窓の下からキッチン側に向かって写した写真。