事実を受け入れる勇気

生きていく上で、出来ることなら避けて通りたいこと、目をつぶって見ないこと、怖いこと、醜いもの、汚いものなどをありのままの形で受け入れることは、時として苦痛を伴う
この東北地方大地震はその中でも最も受け入れがたい事実だ。
もしも私があの場所にいたなら、今迄の私なら、生き続けることをやめてしまったか、空想上の世界で生きることを選んだかもしれない。

信じがたいことを、自分なりに都合よく解釈を曲げてしまったり、心の奥深く追いやって蓋をすることはココロのホメオスタシス(恒常性)を保つ秘訣かもしれない。
ただ、アートフォト作家を目指す以上、事実をありのままに受け入れることは必要不可欠であるとわかった。
オフィシャルウェブサイトで
「私にとって写真とは、撮るものの心を露わにししてしまうもの、精神的な意味でのヌードである」と言ってるのに、すべてをさらけ出していなかったんだね。

いま格闘してます
過去も含めて、
ありのままの自分を受け入れること、
ありのままの他人を受け入れること。

これって簡単なことですか？誰に対しても出来ることなの？
私には難しかった。

先日サッカー選手、シャルケ在籍の内田篤人選手がシーズン後に受けたインタビューでのこと。
終わりよければすべてよしと言い訳をせず、事実をまっすぐに受け入れ、本当の想いを発すること、そして次回に臨む姿こそ、成長する人なんだと思う。
そんな内田選手を尊敬します

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