記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

弾丸娘

2010年04月12日 20時16分15秒 | Weblog
日曜日の朝Aさんから届いたメール
「今朝京都入りしました。雨ですね~。」
確かに先週京都に行きたいと言ってはいたがさすがにバスは取れないだろうと思っていた。私が取った一月前でも、空きが少なかったからだ。
メールを二度読み返し、どっきりなのかなんなのか判断出来なかった
聞くと昨日、バスの出発一時間前に携帯でチケットを取り、以前利用した宿を確保。朝京都に着くと宿に直行し、そばにある銭湯にいってスッキリさっぱりというわけ。
おもわず「やるじゃーん」と叫んだ。今の私には到底できない。
私も友人たちから相変わらずフットワークが軽いと言われているがここまでとは言い難い。なにより当日に探すことはしたことがない。年甲斐もなく未だに無謀な性格は健在だが、予め前もって予約は取らないと不安なたちである。
せっかく2人が京都にいるので夜ごはんを一緒に食べることにした。
宿のご主人は泊まらずに帰るお客様は初めてだとAさんに言ったという。日帰り弾丸ツアーの時も過去にあったが、Aさんのようにひとつ拠点となる場所があるということは気持ち的に安心するのだ。
夕飯はたまたまふらっと歩いていて見つけたお店、mumokuteki    お昼に来たAさんはいたく気に入りとくにここの化粧室がお気に入りだという。確かに三番町にあるカフェの化粧室似た広いつくりだ。しかも打ちっぱなしの白い壁はどこかヨーロッパの白い壁を思い出す。
お料理は全て有機野菜、オーガニックのお店だ。サラダはグラスのボールにあふれんばかりの盛りだくさん。見た目にも嬉しくなる。焼きうどんには手でちぎったシソの葉が加わることでちょっぴり大人の味になっていた。これ、いただきます。今度焼きうどん作る時にやってみたい。彩りもきれいだ。味はちょっぴり薄味かもしれないけど、シソのように素材の持つ独特な香りや味で一品一品、コントラストをつけている。
店内はカフェだけでなく洋服やさんがあったり一階には雑貨屋さん、地下には本屋さんもあるようだ。ひとつだけのお店じゃなくすぐとなりに違った店があるのも楽しいものだ。お料理が来るまでの間に覗くことができるからだ。今回は夜行バスが出るまでの限られた時間ゆえ2人とも弾丸トークを始めたので見る余裕はなかった。
駅に向かうタクシーも予め時間厳守でカフェに来てもらうようにAさんが手配した。
お一人様の旅にの終わりに素敵な晩餐を過ごすことができた。
帰りはもちろん別々。私は一時間早く京都を出発するバスに乗った。あー帰りたくない。


上賀茂神社の斉王桜

京都で好きなケーキ屋さん "Comme toujours"
京都府京都市北区小山元町50-1
075-495-5188

fine ART photographer Masumi
コメント
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