社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

紫陽花の季節

2020-07-06 10:31:28 | 日々の生活で・・・

この季節の紫陽花は嫌いだ。 と言っても紫陽花と言えば梅雨の季節の代表の花のひとつでもある。 幼い時分には、カタツムリが紫陽花の葉の裏側にくっついているのを眺めたものだ。

ようやく「きれいだ」と眺めることができ始めた。

また7月は、あまり好きな月でもない。 実家の母、その母方の祖父、そして父が年こそ違うが亡くなった月。

いつまでたっても忘れられないのは、母が入院していた当時、病院から外に出た瞬間、梅雨の合間の晴れ間、もの凄くまぶしくて目が開けられないほどであった・・・そしてふと見るとそこに紫陽花が咲いていた・・・。 紫陽花の花や葉っぱに雨が滴り輝いていた。 世間は何も変わっていなかった。 大事な人が苦しんでいるというのに、なぜ・・・。 当たり前のことなのに、なぜか許せないくらい生き生きして見えた。 一歩外に出た景色は妙に明るかった。 

その大切な母の命日がやって来る・・・。

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完成と歓声

2020-07-06 10:12:18 | 楽しく楽しく

JAの朝市で赤紫蘇を2束購入できた。

だんだん親しい方ができて、先週、「そろそろ赤紫蘇がいるよねえ」と話したところ、早速持ってきてくださり、とても新鮮なものが手に入った。

今年は梅の出来が悪くて、市場でも高価でしかも少ない。 スーパーももちろんだが、お馴染のJAでも少ない。 でも偶然立ち寄ったお店で、4キロ手に入って、今年も2瓶漬けることができ、ひと安心。 次は新鮮な赤紫蘇が手に入るかどうかだった。

昨年はそれこそ、ボ~としていて赤紫蘇のことをうっかり忘れていたのだ。 たまたまJAの朝市で、「忘れていたら、もうどこにも赤紫蘇がないのよね」と嘆いたところ「もしかしたら、ひと瓶分位なら何とか・・・」ということで心配してくださったのだ。

それで今年は、早めにあれやこれや話していた。 JAのおばあちゃんによると、「赤紫蘇は梅雨が明ける前に入れんといけんよ」とのこと。 

その話が伝わったように、持ってきてくださり、おかげで今年は完成。 独り歓声を上げて大喜びした次第だ。

それに加えて、歓声を上げた理由がもう一つ。 梅を漬けるのに「コツ」を教えてくださったおばあちゃんが、「食べてみんサイ」と小瓶に今年漬けたという梅を持ってきてくださった・・・。 もうウルウル・・・。

なんだか加齢のせいか、人の思いやりというかなんというかものすごくじわ~とくる。

亡き母、亡き父、亡き祖母・・・たちが漬けてくれていた梅干しの味を思い出したからだろうか。

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