一体いつ頃からだろうか。 私が学生時代にはまだ薬局は個人薬局的な雰囲気で、お薬も風邪を引いたので…とかおなかが痛いので・・・などといった病院に行かなくても自宅で飲んでいれば何とかなると思えるようなものを買い求めに行く場所だったように思う。 まあほとんど行った記憶はないのだが。
だから病院へ行くというと、かなり病状が重いもの的な感覚があった。 また病院で処方されたお薬は、受付のそばにある薬剤部で買い求めていた。 それがいつの頃か医薬分業となり、薬局が病院の外に出て形態が変化した。
そうこうしているうちに「薬局」という言い方が変化。 「ドラッグストア」となり、はじめは面食らったものの、娘たちが京都にいる間にトイレットペーパーやお水などを買いにドラッグストアに行くのだという話を聞いて、様変わりに驚いたものだ。
それがなんとなんと今度はヨーグルト、牛乳、お豆腐、パン類、はたまたお野菜まで・・・冷食も扱うようになった。 スーパーと同じようにも思えるように。 一体違いは?と思うが、まあ鮮度の良いお魚かな・・・。
昔は魚屋、肉屋、八百屋、米屋、酒屋、豆腐屋・・・そうしたものがそれぞれの個人商店だった。 それをすべて扱うようになったのがスーパー。 子供のころに初めてスーパーに行った時には感動したものだ。
そのスーパーと同じような商品まで扱う。 しかも当然ながらお薬まで・・・。
広島市内へ行くとドラッグストアがたくさんある。 そして価格競争が激化。 こちらとしてはうれしいの一言だが、値段も岩国とは全く違う商品もあったりする。 従来はスーパーが扱う商品だと思っていたものが扱われ、ドラッグストアだけの競争に限らず、スーパーをも巻き込んだ形になってきた。
他人事ながら「大変だよねえ!!」。
でも消費者側から言うと、もろもろ選択肢が増えてありがたい。
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