社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

何だか変・・・

2015-09-11 10:45:32 | 日々の生活で・・・
 日本は春夏秋冬と言う四季のある恵まれた国。 各季節の自然の素晴らしさが生活に潤いも与え、美味しい食べ物も与えてくれる。 

 今年は何だか残暑らしい日々がないように思う。 いつもならこの時期「残暑が厳しいですねえ」の挨拶を交わすことも多いのでは? 何となく一気に変化し残暑がなくて、庭の虫の音もすっかり秋になったようだ。 空も高く青い秋空に変わっている。 散歩をすると川沿いの畑では農作業をする方々が種まきをしたり苗を植えたり忙しそうだ。 

 ここ数年、秋が短いと感じる。 昔は夏から秋へ向けての準備をしたが、昨今は秋になったなあと思うと、すぐに冬支度が必要になる。 地球規模での変化に伴い、さま変わりをしているのか様子が違ってきている。

 寒くて厳しい冬を過ごし、暖かい春を待つ。 さまざまな植物が新芽を出し始める春。 世の中が何だか喜びに溢れて来るような、明るい季節・・・。 そうした中で種をまき、夏の暑さの中じっと守りながら育み、秋の収穫を待つ。 そして収穫祭・・・。 秋祭りをして収穫の喜ぶ。 そして暗い寒い冬。 

 寒くて暗くて何もかもが灰色に感じる冬があるから、春が待ち遠しくて、待ち遠しくてたまらない。 

 苦痛があれば、苦労があれば、哀しみがあれば、きっと楽しい嬉しい日々がやって来る・・・幸せな日々がやって来る・・・。 そう思えるのはこの四季の変化を経験しているからではないか、潜在的にそう思えるようになってきたのではないか・・・。 

 でも今は、農耕民族だった日本と言う国の在りようが変化してきている。 文化文明の発達とともに、生活が変化し、寒ければ暖房器具をガンガン使用し、暑ければ冷房をガンガン使用する。 一日中そうした人工の環境の中での生活。 真夏でもビル内で上着を着て、冷房をきつめにかけて仕事に従事している。 「クールビズ」だとか何だとか言っているけれど、「冷え症で体調が悪い」と言う人もいたり・・・。 おかしなことだ。

 暑さも寒さもある程度は自然に任せて、しっかり動き、心身の健康をバランスよく保ちながらの生活をする・・・。 

 昨今の悲惨な事件を引き起こす原因は、やはりこのバランスが崩れてきたことも一因としてあるのではないだろうか。 物質的な豊かさを求め過ぎて、本来の心身のバランスが崩れてきている。 綺麗な空を眺めて「わあ綺麗だねえ」と思えるような心の状態・・・。 それが日々の生活の中で失われているのではないか。 子供たちの心にそうして豊かさが育っていっているのか・・・わけのわからないテレビ番組を見たり、何やらゲームをして(現実と虚構の世界が一緒になっているような)・・・もっと時間を大切に・・・などと思う今日この頃・・・。

 「四季の移ろいを感じ、自然の豊かさも脅威も感じる・・・」そうした生活を大切にしたいもの・・・。



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