やはりそうだよね

　ある記事にこのようなことが書いてあった。
　民間の学者が行った調査で、放射性物質は西日本や北海道まで拡散していたことが突き止められた。
　調査したのは東京大学と名古屋大学などの国際研究チームで、3月20日から4月19日までを調査。地球全体を20km四方で区切って風や気温などをリアルタイムで観測する「大気輸送拡散モデル」によるシミュレーションと、文部科学省による全国のモニタリングデータを組み合わせて、日本全国におけるセシウム137の汚染状況を初めて見積もった。その結果、微量ではあるが、中国・四国地方や北海道の地表にまでセシウムが沈着している可能性が明らかになった。
　今回の調査結果は除染が必要なレベルではないとのことだが、事故直後に大量に放出されたはずの放射性物質は今回のシミュレーションに含まれていないとのこと。
　最も放出量が多かった事故から9日間の放出量は観測データがなく解析に含まれていないため、実際の沈着量は今回の推定より高くなると考えられるそうだ。

　この記事を読んで、やっぱり「そうなんだあ」と思った。この狭い小さな国。あれほどの大きな事故が起きたのだからチェルノブイルの事例を考えても早々に小さな被害ですむわけもなく、甚大な被害があって当然。それを政府はひた隠しに隠し国民に周知せず。この国を守るべき役割を持つ人たちが何の役にも立たない。目に見えぬ匂いもしない怖い放射性物質・・・。
　人間、殆どの人がそうなのだろうが、肥料により放射能汚染されていた牛肉や豚肉、野菜、加えて近海の殆どの魚介類について一時期は大騒ぎをし、食べても大丈夫だろうかと言う声も聞こえていた。　しかし今では震災の前と同じように買い物をしている。　私は怖いと思う。　だからまだまだ以前と同じようには買えない。風評被害も糞食らえ！！自分と家族を守るのは料理をする人。　一度騙されたらそうそう信用なんてできない。　国が被害を受けた人々はもちろん、国民が安全な生活ができるようにきちんとした対応をしていかなければない。　政治家は政治屋になり果て、国民に義務ばかりを押しつけ、自分たちの義務は果たさない。票稼ぎに奔走していないで本来の政治をしてほしいものだ。「確実に食べても安全なんだよ」と一体誰がいつになったら信じさせてくれるのかしら・・・。


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