チェロ奏者の憂鬱。。。

チェロ弾きの安野英之です。
演奏のほかアマチュアオーケストラ指導・指揮、音楽高校の非常勤講師などしています。

シューマンの交響曲

2021-02-16 | オーケストラ
シューマンの交響曲は4曲。

ダントツに4番が演奏しやすい。
最後に作曲した交響曲(3番)を書いたあとに改訂しているから出版順で4番になりました。
この4番はずいぶんすっきりと音が鳴る(それなりに!)。

やっぱり最初に書いた1番はとても大変。
楽想は素敵だけど合奏では合わせにくかったりやっぱりオーケストレーションが・・・

2番はハ長調なので弦楽器がストレスなく響くのでマシ・・・
でも2楽章はハフナーセレナードなみ?にファーストヴァイオリンは忙しく、パート全員であの動きはなかなか大変。。。

3番の変ホ長調は弦楽器が調性的にくぐもるし、しかも鳴りづらい楽譜(オーケストレーション)。
先日のグリーン交響楽団の練習でも管楽器は割りと苦にならないような感じだったので、弦と管の格差?があるかも(苦笑)

と、4曲どの曲もやさしくはない。。。
弟子のブラームスも後年交響曲を4曲作曲しているけど偶然か必然か?
(オチはありません)

以前オーケストラ千里山で4番を演奏したときは楽器間のバランスをとるため金管楽器のひな壇の高さを木管にあわせました(2018年2月)
動画は→こちら
コメント
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