チェロ奏者の憂鬱。。。

チェロ弾きの安野英之です。
演奏のほかアマチュアオーケストラ指導・指揮、音楽高校の非常勤講師などしています。

足りない分は

2017-01-17 | 天理オケ
天理オケでは、大小さまざまな演奏会を開催していますが、小さい演奏会では人数を少なく演奏することもしばしば。

3月5日に控えているキッズコンサートも、スコアにあるパート全部ではなく一部割愛して演奏します。
しかし、どうしてもアナが空くと困る個所もあるわけで、そこを他の楽器に振り分けて補います。

昔、ドイツの歌劇場で活躍する指揮者が大学院のオペラに来られた時にお話させていただきましたが、小さい歌劇場は40人ほどでプッチーニでもワーグナーでも演奏するとのこと。
指揮者は必要なオトをいる奏者(楽器)でまかなえるなるように楽譜を作ることから仕事が始まるとおっしゃっていました。

規模・レベルは全く違いますが、天理オケでも同じことをしています。

新世界(4楽章)も少し小さい編成での演奏になります。
また違った楽しみ方が出来るかもしれませんよ!

ぜひホールでお確かめください。

この部分はOb2番の音をCl1番に・・・

ぜひご来場ください。
コメント
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