チェロ奏者の憂鬱。。。

チェロ弾きの安野英之です。
演奏のほかアマチュアオーケストラ指導・指揮、音楽高校の非常勤講師などしています。

学生オケチェロセクションレッスン

2015-10-16 | チェロ
昨日は某学生オケのチェロセクションのレッスンでした@M重大学。

内容は次回定期演奏会のエロール:ザンパ序曲とラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番。

17時からまず序曲を音の処理(弓の使い方、音の長さ等)を中心に練習。
あまりに音階を練習しないので以前、私が手書きした音階を渡しておいたのが功を奏したのか?音程のことはあまり気にならず(なるところもある!)右手を中心の練習をしました。実際毎日音階練習するようになったそうです。。。

その後18時からは総勢7人でラフマニノフを練習。
こちらも右手を中心に、細かく練習。
特にディミニエンドがすぐやせないよう(ぬけないよう)に注意したり、ウラハクをたっぷり歌ったり、はたまたピチカートのはじき方など充実した内容だったかと思います。
左手についても品の良いポルタメントに挑戦したり、前期に行ったときより、また例年よりかなりレヴェルの高い練習ができたかなと。

今パートの人数が7人と大所帯になったことが例年よりレヴェルがあがった原因のひとつかな?と(しかも1年生は経験者2人)。
もちろん先輩にも経験者がいますが、話を聞くと後輩と良く話をしながらパートを運営・まとめている様で、そのことはオトからも伝わってきます。
もちろん以前のパートが悪かったわけでは決してありませんが、今年は例年よりもより人数が多く、しかも一体感があって、経験者も多い。。。
そういったメンバーが集まったのは強みですし期待大!

といいながら、これからどうなるかは???ですが、今後も7人一丸となってがんばってもらえたらなと。。。
また来月伺いますが、非常に楽しみです。


23時すぎに帰宅すると、来月の仕事の楽譜が・・・
先程偉そうに?指導してきたラフマニノフ・・・(勝手に)運命めいたものをひしひしと感じてます。
私もさらいます!
コメント
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