@幕張日記

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【京都小紀行 その6】 11月26日 <ホテル~金閣寺~大徳寺~泉仙 >

2005-12-02 22:03:16 | @幕張の日本小紀行
 朝、起きると山ちゃんが何となく、いや、明らかに不機嫌な顔。不機嫌、というよりは疲れている。
私が恐る恐る尋ねると「うるさくて、寝られなかった…△□×...」

      …ああ、やっぱり今回もやってしまった。

     @幕張、京都のホテルの中でも道路工事…

朝食の後チェックアウトをしたホテルに荷物を預けると、山ちゃんのリクエストにより金閣寺へ。実は山ちゃん、金閣寺は今回が初めてなのだとか。
金閣寺周辺の駐車場がいつも混み合っているので早めに行く。金閣寺には開門前の8時20分頃には到着し、入口周辺の参道でしばし写真撮影タイム。金閣寺の境内には色とりどりに色づいた木々があって写真を撮るには最高。

開門の9時前には何台もの観光バスが駐車場に入ってきたので慌てて列に並ぶ。開門した時には、私たちの後に100m近い団体さんご一行の列ができあがっていた。開門して列が動き出したので山ちゃんとユッキーには列に並んでもらい、唐門に先乗りして拝観料を払いに行く。混雑している観光地では早く入場するためのチョッとしたコツがあって、拝観料をいかに早く払うかによって入場時間が左右される。個人の参拝客は拝観料を払う人も同行の人たちもグループで一緒に動くので、一緒に彼等の後について行くと拝観料の支払いで更に待たなくてはならないのだ。だから一足先に行って拝観料を払う列に並び、チケットを受取ったら山ちゃんやユッキーが来るのを待てば良いのだ。団体ツアーの添乗員も同じで、いつも先乗りしてチケットを受取ってからお客さんの列が来るのをまっている。

  
正門から総門を望む                          定番の鏡湖池から見た金閣

金閣寺の庭園の中も例によって大混雑だった。団体さんや大きな三脚を持ち込んでいるオヤジカメラマンで鏡湖池の手前、葦原島を挟んだ閣寺の写真撮影スポットは身動きできない。
相変わらずおばさんたちが元気に動き回り、@幕張は揉みくちゃにされるうちに山ちゃんやユッキーとはぐれてしまった。金閣寺は昭和62年に金箔の全面張替えを行なっているが、18年前の張替えとは思えないほどに美しい。40分間ほどで金閣寺を出ると、総門前の道路は満車になった駐車場に入り待ちの車で大渋滞だった。

路線バスで大徳寺に向かう。大徳寺は石田三成の墓所など境内の中に30近い寺社があり、広大な境内は紅葉こそ少ないものの見ていて飽きない。
実は@幕張、大徳寺というと俳優の故大川橋蔵氏の銭形平次や中村主水が活躍する必殺シリーズなど時代劇の撮影に使われたイメージが強かったので、今回は撮影に出てきた石段に行ってみたかった。ところが案内係や受付に聞いても「石段…? さあ...」と言われるばかりで要領を得ない。境内案内図を見ても石段なんてなかった。後で分かったのだが、問題の時代劇撮影で有名なのは嵯峨野の「大覚寺」。@幕張、20数年間ずっと大徳寺だと思っていたのは大いなる勘違い。

     思い込みって怖い。

この日、大徳寺では普段は見る事のできない国宝の数々が虫干しされていて、偶然にも国宝の襖絵や屏風、掛け軸の数々を見る事ができた。こんなところは悪運が強い。
大徳寺を後にし、近くの精進料理「泉仙」で精進鉄鉢料理の昼食。
昨晩食べられなかった丸ナスも堪能し、ちょっと多いかな?と思った料理もすべて完食。


  
大徳寺                                  大徳寺の紅葉


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