腎臓がん物語 桜が舞い散る頃までは…

2015年5月末日、左腎細胞癌発覚
8月手術、同年11月多発肺転移。
バツイチ独り暮らし46歳

ある日の診察室~主治医との会話

2016-03-31 20:17:03 | 日常の事・体調など
え~暖かいですね。こんばんわぁ。


結局、前回、何を書きたかったのか思い出せません…

何をええ事書いたろうと思ったんやろ?
全く思い出されへん。

まぁええかぁ…





さて、うちの主治医の本音を聞いてしまったというか…言わせたというか…

ある日の診察室での会話。


主治医=先生

俺=M


確か、初のインターフェロン奏効確認をしたCTを受けた日やったと思う。


先生「肺の転移は、新に出て来たのもあるし、完全に見えないようになったのもあるので、奏効はプラスマイナスゼロとして、インターフェロン継続します」

M「はーい、よろしくです」



M「ところで先生、脳のCTやってくれないんですか?前やるって言うてましたよね?」


先生「あー まだやらんでも大丈夫と思うんですけどねぇ」


いや、あなた、肺転移発覚した時にやるって言うてたやん!


M「僕の知り合いは、自覚症状ないのにCTやったら2cmの腫瘍が見つかりましたよ?」


先生「んーないかも知れんし、既にあるかも知れんし… わかりました、次のCTで頭も撮りましょう」


M「もしあったら何で治療します?」


先生「サイバーナイフでもガンマナイフでも良いですよ」


M「ここの病院、どっちもないから紹介状書いてくれるんですね?」


先生「えっ?うち、ありませんでしたっけ?」


M「リニアックしかないですよ。最新式ですけどね~ IMRTって奴ですわ」


先生「そうかぁ。デバイスの事はあまり知らないんですよ~」




まぁ、泌尿器科医だから、そんなもんでしょ。俺の望む病院に紹介状を書いてくれたらそれで良い。

ここはW医大とも繋がりが濃いし、W医大には、トモセラピーがあるはず。



実は、放射線治療の事は良く知らないんです。

リニアック・ガンマ・サイバー・ノバリス・トモセラピー・陽子線・重粒子線等、

…の、適用範囲や利点の違い等、
この辺りは、ネットで調べても良くわからない。

根底にある危惧しているのは、

多発脳転移しても、高侵襲である
『リニアックの全脳照射はしたくない』という思いなんですよね。

脳以外への転移治療としては?

もうちょっと勉強しなくては、
何が適応可能でベストなのか?
よくわかりません。

もちろん、保険適用かは重要。




話しは診察室に戻りますが。

先生「それより肝臓への転移の方が心配です」


M「えっ!? 転移の兆候があるんですか?」


先生「いや、そうじゃないんですけど、肝臓まで転移してしまうと、薬が効かないんですよね」


おーい!患者に今、それを言って良いのか?(笑) 俺やから別にええけどさぁ。
※(あくまで、うちの主治医の見解であって、肝転移していても、長期間元気にしている人は沢山います)


すかさず主治医に言ってやった。

M「じゃ、薬が効かないんなら、肝転移したら無治療もありですね!」


ここで、主治医がハッとして、目が泳いだ(笑)
今までの会話中、ずっと対面で話していたが、机の方に向き直した。

先生「いやぁ…無治療は聞いた事がない…」

M「だって、効かないんやったら辛い分子標的薬をやる必用ありませんやん?」

先生「いや…効かないんじゃなく、効きにくい場合が多いと…」

焦り出した?



先生、イジメてごめんね~(笑)

俺、先生の事は好きやし、医者としての知識や腕は信頼してるよ!

ただ、たまに口を滑らすというか、
変な事を言い出すんで、ついつい突っ込みたくなるねん(笑)



なんとなく、看護師経由かなんかで、俺のブログを知っている節があるんよなぁ。

会話の節々に、あれ?と思う事がある。

知られても全く困らないし、逆に知っていて欲しいくらいです。
でも、いち患者のブログなんか気にしている暇はないやろうけどねぇ。


全身に転移するのも覚悟してますよ?

と言った俺に、

「それは助かります」

と言った俺の主治医。(笑)


これからも、しばらく、よろしくお願いしますっ!

痛いのは嫌やからねぇ~~~!


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