PDBでは毎日メルマガを発行しているのですが、
今日アポでお会いさせて頂いた方に、
「昨日のメルマガのコラムがおもしろかったよ」
とお褒めのお子束を頂きました。
ので、ブログでも紹介させて頂きます。
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最近は、どんなメディアをみても、「不況」「不況」のオンパレード。
まるで、「不況ブームの到来」のようです。。。
そんな影響は、趣味が「読書」の私にもあり、
「時代の流れ」や、「今興味があること」によって、
読書のポートフォリオを組みかえたりしているのですが、最近は、
「月刊BOSS」 http://www.p-db.com/cst-0000000-03/0001509/
を丹念に読むようになりました。
せっかくですから、BOSSから仕入れた
偉大な経営者達が語る、
「不況時代の経営心得」
をご紹介させて頂きます。
まずトップバッターは、ご存じ松下幸之助。
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松下幸之助に学ぶ危機脱出報
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1:まず腹を決める
2:危機・困難を改善や発展のチャンスと見ること
3:基本方針にたちかえり、正しい自己判断をする
4:業績が落ち、利益があがらないのを環境のせいにしない
5:経営には無限のやり方があり、やり方が的を得れば必ず成功する
6:社長が血を流す程の努力をすること。そしてそれを社員に見せること!
こんな名言も残しています!
「好況良し、不況さらに良し!」
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次は、京セラ創業者、稲盛和夫氏。
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神様が可哀想と思う程の努力をすると神様も助けてくれる。
生半可な努力では神様は助けてくれない
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次は、SBIホールディングスの北尾社長
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危機に際して実践する「5つのキーワード」
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1:時局を洞察する
世の中どう動いていくかということを、ある種の先見性を持って、
将来の状況、あるいは近未来の状況を想定する
2:一利を興すは一害を除くに如かず、一事を生ずるは一事を減ずるに如かず
何か新しいことをしようとするより、今ある弊害を一つでも減らす方が、
大切であり、未知のことを新しく手がけるより、今ある雑事を省くこと
の方が大切だ。
3:摘んではならない成長の芽
どんな時でも成長の芽は摘んではならない。
4:入るを量りて、もって出ずるを制す
5:不況時に好況時での飛躍に備える
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以上の3名の言葉は、
いずれもこの数カ月のBOSSに掲載されている記事から、
ピックアップしたものです。
最後に、BOSSではなく、
日経ベンチャーからピックアップした、
マクドナルドの藤田田氏の一言。
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景気が悪いことと、儲からないことはまったく関係がない
景気が悪いという「環境」を変えていくのは、
総理大臣の仕事であって、我々の仕事ではない
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「不況ブーム」をあおるメディアを見るよりも、
その環境の中で、自分には何が出来るのか、何をすべきなのかを、
訴えかけてくれるメディアを見るのが、
今の時代を生き抜くには、必要なことであると感じる今日この頃です。
最後に、昨年、アメリカ元副大統領のゴア氏の講演を聞いて、
一番心に残っている言葉で締めさせて頂きます。
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現在は、人類誕生以来、一番の「危機」です。
が、「危機」という漢字をよく見てみてください。
「危険(crisis)」と「機会(chance)」がセットになっています。
つまり、今は人類史上最大のcrisisであると同時に、
人類史上最大のchanceでもあるのです!
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以上、この数カ月間、自分自身によく言い聞かしている、
名言・格言集のご紹介でした。