昨日、2名の方から同じようなお話を頂戴しました。
最初は、朝7時半でした。
ある上場企業の経営者から頂きました。
2回目は、CNETさんが主催された
「Tech Venture 2008」
で、経済産業省情報政策課企画官の村上敬亮氏です。
それは、
「世界を意識しろ!」
ということでした。
朝の方は、「構えを大きく」という言葉でしたし、
午後の方は、「ワールドワイド」という言葉と、
言葉こそ違え、「世界を意識する」という同じメッセージです。
とここまで書いてきて、実は昨日は、
もう1回、同じことを言われたことを思い出しました。
東洋経済の最新号(2/23号)に掲載されていた、
百度の会長兼CEOの言葉です。。。
「百度は中国企業じゃないから」
最近、百度の日本進出が色んなメディアでも取り上げられていましたが、
その際は、
「中国の検索大手、日本に進出!」
という見出しでした。
つまり、百度は中国企業であるという認識です。
しかし、百度の李氏はこう語ってます。
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会社を立ち上げて以来、百度を中国企業だと思ったことは
一度たりともありません。
僕自身は米国で8年過ごしましたし、百度の法人登記地はケイマン諸島。
初期の資本はすべて米国の投資家から集めました。
上場したのも米国。
現在の主要株主も米国の投資家で、中国資本は一銭も入っていません。
中国は本社を置いているだけです。
最初から、グローバル経済を念頭に置いて会社を立ち上げたのです。
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1日に3度も同じメッセージに巡り合うと、
頭から離れなくなってしまってます。。。
最近、「ベンチャー冬の時代」などと言われますが、
ベンチャー応援団のPDBとしましては、
「世界を意識」した前向きな話題提供もいつか出来ればと、
ひとりで勝手に考えている今日この頃でございます。。。