八ッ場ダムが建設予定の場所にも見学に行ってきました。
感想を一言で言うと、
「大きさと小ささの両方を実感した」
ということです。
まず、「大きさ」から。
ダムを作るという言葉から連想されるイメージと、
随分違いました。
ダムになり得る天然の地形に、
蓋を人工的にするという言葉の方が適切な感じでした。
やんば館という、ダムに関する資料が展示していあるところにも行きましたが、
この場所で、水深50Mになるといわれて、改めて巨大さを感じました。
これがやんば館にあったパネルです
これがよくテレビにでる工事中の場面ですね
そして、「小ささ」。
あんなに巨大なものを見たうえで、
なぜ小ささを感じたのか、それはやんば館で見た、
世界のダムとの比較資料でした。
帰ってから、ウィキペディアでも調べてみましたが、
総貯水容量で比較すると、
世界1位のダムと比較すると、日本一の徳山ダムは、
1/300に過ぎないようです。
確かに、国土の広さも地形も目的も違うので、
単純には比較出来ませんが、
それでも1/300かと。。。
更に、やんば館の資料によると、
日本にある約3000のダム、
(こんなにダムがあること自体も驚きましたが・・・)
その3000全てのダムの貯水量を合算しても、
世界3位のエジプトのダム1つの2割にしか満たないと・・・
ちなみに、エジプトの面積は、
日本の2.7倍にすぎません。
ダムの目的は、利水、治水、発電の3種類が主で、
特に治水の場合は、大きいダムを作ればいいというより、
問題になっている河川の上流に作らなければいけないなど、
もちろん色々と理由はあると思います。
が、違和感を感じました。