槙野秀俊の人生日記

2004年4月PDB入社。2009年3月~9月はPDBマーケティングの社長。2009年11月から(株)リファイドの社長。

立場によって良い企業は違う

2005-09-18 23:28:34 | 業務関連(その他)



今日も引き続き、
僕が考えるPDBの採用に関する所感について。


さて、いきなりですが、

「良い会社」

って何でしょう?



「良い会社」と言っても色んな意味があると思います。

考え方や趣味趣向や色んなことによって変わると思いますが、
今日は、立場によっての違いを少し書きたいと思います。



何度も書いたかも知れませんが、
僕は結構、本を読むのが好きです。

給料の1割くらいを書籍・雑誌関連に投資しているかもしれません。



最近読んだ本と関連させて、よい会社という話をしたいと思います。

今日の登場人物ならぬ、登場本は以下の皆さんです(笑)

シリコンバレー・アドベンチャー―ペン・コンピュータに賭けたぼくたちの会社創造ゲーム
/A>

社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由

アマゾン・ドット・コムの光と影―潜入ルポ


内容は違いますが、いずれもベンチャー企業で働こうと考えている方にとっては、
非常に有意義な本ですので、是非読んでみてください!






さて、話を戻します。

立場とはなにか?



例えば、

・利用者(お客)として
・投資家として
・取引先として
・勤先として
・ライバルとして

などなど。

会社をジャッジする際にも、
色んな立場があると思います。



1番分かりやすい例を一つ。

僕は、かなり本好きです。


最近では、7割以上の本をアマゾンで購入しています。
利用者として、アマゾンとうい会社のファンです。

そして、同じ(というとアマゾンに失礼かもしれませんが(笑))
ベンチャー企業として、非常に尊敬しています。


がしかし!、
僕はアマゾンで働きたいと思ったことは一度もありません。

詳しく知りたい人は、アマゾン・ドット・コムの光と影―潜入ルポを読んでみてください!


経営者の立場に自分を擬似的において考えると、
仕事を単純化して、誰でも出来る形に細分化して、
変動費ですみ、低コストで済む契約社員やアルバイトという労働力を、
最大限に活かす経営というのは素晴らしい経営手法の1つだと思います。


僕がアマゾンに対して持つ感情は、
トヨタやヤマト運輸に対しても同じです。

少なくとも、新卒やアルバイトと言った、
1番下の階層から飛び込む会社としては、僕的には絶対NGです。


上記の三社に対して、
僕はもの凄い尊敬をしている一方で、
雇われる従業員の立場としては絶対的な拒否感を持っているのです。




上記の書いたことは、僕が感じている立場によっての、
会社の価値の違いですが、
他の立場でも色々とあると思います。

例えば、自分が勤めるとという同じ枠の中でも、
インターンとして勤めるのか、新卒として働くのか、
イキナリ幹部社員として働くのか、
条件によってベストな選択肢は変わってくると思います。



機能のブログにも書きましたが、
自分が将来何をしたいかによっても変わってくると思います。




そういう意味で、PDBはどんな人たちにとって、
いい環境なのか考えてみると、

・経験や専門知識はないが、モチベーションと高い知的欲求心がある人
・将来、社長や政治家等のリーダー的な要素が必要な職につきたい人
・自分の考えていることを、実現しやすい環境を求めている人

などには最適な環境かと思います。



人間の成長にも、

種まき⇒成長⇒収穫

というサイクルがあるとすると、

PDBに自分の将来に対する投資(種まき)や、
将来のために自分の更なる成長を考えている人には抜群かなと。


逆に、既に培ってきた自分のスキルや経験をベースに、
収穫の時期(高い給料等)と考えている人にとっては、
まだアーリー過ぎる企業ステージだとも思います。



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夢や志

2005-09-18 20:10:15 | 業務関連(その他)



今日も引き続き、
僕が考えるPDBの採用に関する所感について。


今日、高知時代の後輩で、
今はウェザーニュースというお天気会社で働いている、後輩の女の子とお茶をしてました。

彼女は、高知女子大学という高知県立の大学にいたんですけど、
高知県には4大が3つしかないとうこともあって、
幾つかイベントの運営なんかを一緒にやったこともあって仲良くなりました。
昔の僕の活動はこっちを眺めてください。



彼女は今でも3ヶ月~半年に1回のペースで、
近状報告がてら?連絡をして来てくれます。

なぜそんな関係になったのかということを少々。
ちょっと昔話になってしまいますが。。。



彼女に会った当時、僕は大学4年生で、彼女は就職活動中の大学3年生でした。

僕は当時、就職関連のイベント等をよくやっていた関係で、
これから就活を始める3年生向けのイベントにも顔をよくだし、
ひろめ市場なんかでよく飲んでたんですね。

※余談ですが、「ひろめ市場」は高知に行った際には是非お立ち寄り下さい!
 こんな感じでめちゃお奨めです!!!


就活を始める前から志望先を、ウェザーニュース1本に絞っていた彼女でしたが、
1次か2次だかで入社試験に落ちちゃったんですよね。

そんなときに、みんなで飲んでたんですが、
僕が彼女に、

「そんなに行きたいんだったら、バイトでもなんでもとりあえず潜り込んで、
 頑張って結果だすとか、あきらめないで頑張ったら?」

みたいなことを、もっと優しさがない感じに言ったらしいんです。
(僕はあんまり覚えてないんですが(苦笑))




それから、何ヶ月かして彼女から、

「ウェザーニュースから内定をもらいました!!!」

という報告をもらいました。


僕は正直、1社に絞るなんてリスクの高いことやめて、
もっと広い目で自分がやりたいことを探してみたら?と思っていて、
たぶん無理だろうなぁと思っていたので、めちゃくちゃびっくりしたんですね。

当時、何十人もの後輩を見てましたが、
振り返ってみると1番良い意味で僕の予想を裏切ったのが、彼女でした。


「どうやって内定もらったの?」

と聞くと、

「槙野さんの言うとおり、ウェザーニュースの高知支局に電話して、
 バイトとして雇ってもらって、支局の社員さんから本社に推薦してもらいました!」

とのこと。


実はこのとき初めて、僕が彼女に酔っ払ってアドバイスをしたことを知り、
彼女はそれを実行して、そして結果を出したということを知ったのでした。





今彼女は、ウェザーニュースの携帯サイト会員150万人に向けて、
毎朝送るお天気メールの文章を作っているのだそうです。

それも、47都道府県、天気が違えば、違う文面を考えて。
しかも、使いまわし禁止らしく、毎日毎日、新しい文を考えているとのこと。


毎朝、2時半におきて、3時過ぎに迎えの車がきて、3時半には仕事スタート。
終了は20時過ぎで、寝るのは大体22時ぐらい。。。

体力的にもかなりハードなワークライフだと思います。


たまに愚痴っぽいことも言ってますが、
話をしていて仕事が楽しんでいることが伝わってきます!!





で、こんな話をして何が言いたかったというと、
PDBの仕事は、こんなに朝は早くありませんが、
ほとんど労働時間は同じくらいだと思います。

体力的にも結構ハード。


そんな環境で働ける人は、
いや、ただ働けるだけでなく、楽しく働ける人がどんな人かというと、
PDBで働いていることが楽しく、面白いだけでは足りないと思うんですね。

必要条件だが、十分条件ではない・・・



で、なにが必要かと言うと、

「その先にある夢とか志とか目標にリンクしているという確信!」

だと思います。


上記の彼女は、
ただウェザーニュースに入りたかっただけでなく、
そこで色んなことを経験して、成長することによって、
その先にある夢とか志とかいう類のもに到達するためには、
絶対にそこを通る必要があるというような確信があったんだと思います。

だから、試験で落とされただけでも諦めず、
アルバイトをして、社員に認められて入社して、
そして今もハードワークだが楽しく頑張れているんだと思うんです。



僕は、面談をさせて頂く際に、
相手の夢とか志とか、そういう話を絶対聞きます。

そして、そこへ到達するためには、
PDBに時間を投資することが、相手のために本当にいいのか、
PDBのためにも本当にいいのか、客観的に考えます。


相手が、

「こんなことを経験したいんですが、出来ますか?

と質問をされれば、正直に答えます。


仮にそれが、PDBに入社する気持ちが薄れてしまうかもしれない答えであっても、
正直に答えます。



入社することは、決して目的でないから。


現在、PDBで活躍している人の共通点があります。

それは、常にエグジットを頭の片隅で考えているということ。


これは決してネガティブなことではなく、
自分のライフプランを中長期で考えれているということなんですよね。

当然、一生PDBで働くという可能性も、選択肢の一つとして。


ただし、PDBでないと誰も欲しがってくれないと言う人材には、
絶対になってはいけないということを分かっている人が活躍していると思います。