まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

チェーンの交換は難しいぞ

2014-03-04 21:34:16 | 日記

車のタイヤチェーンではなくて、自転車のチェーンの話。
パンクの修理やタイヤの交換などはあっても、チェーンの交換はあまりやったことがないのではなかろうか。
私も長年人間をやっているが、初めての経験だった。
自転車は息子が使用しているもの。
毎日のように利用しているが、あまり手入れしている姿を見たことがない。
駅の近くに置きっぱなしのことが多く、盗まれて半年くらい経って見つかったこともあった。
そんなわけで、チェーンは錆びてボロボロになっていた。
チェーンは1500円くらいで売っているが、自転車売場の係員によると交換はなかなか難しいらしい。
普通の金属製のチェーンは、小さな部品がピンでつながってできている。
売られているものは長いので、自転車に合わせて短くしなければならない。
短くするというのは、このピンを抜くという作業になる。
チェーンには繋ぎ目があり、車輪を外さなくても取れるようになっている。
最初に元のものと長さを合わせて、目印を付けた。
「よし、このピンを抜けばいいんだ。簡単じゃないか。」
だが、簡単ではなかった。
最初は電動ドリルで頭を削れば良いと考えたが、これが全くダメ。
ドリルが古いためか力が弱くて、傷ひとつつかない。
次に試したのは、ヤスリでピンのアタマを削るというネットに書いてあった方法。
数時間かけて削りたおし、先の細い鉄の棒を当てて、カナヅチで思い切り頭を叩いたが抜けない。
チェーン恐るべし。
4、5時間に及ぶ作業の結果、これは無理ということがはっきりと分かった。
実は「チェーンカッター」というものを売っている。
カッターと言っても、実はこのピンを抜く道具のこと。
仕方がないので、チェーンを買ったホームセンターにもう一度わざわざ買いに出掛けた。
値段は1080円。
これを使って1分もかからずにピンは抜けた。
大部分の作業を行った息子と顔を見合わせた。「道具は道具だね。」
だがこの道具を、これから先もう一度使うことがあるのだろうか。
自転車屋に作業を頼むという選択肢もあったかも知れない。
費用は自転車の形により800円から1000円くらい。
こんな古い自転車を持ち込んだら、絶対こう言われるに違いない。
「お客さん、自転車を買い替えた方がいいんじゃないですか?」