最近は家とテニスクラブを車で往復する日々が多く、めったに電車に乗ったりはしない。
昨日は東京の病院に行くのに、総武線、東西線、日比谷線と3つも電車に乗った。
JRの電車が思ったより混んでいて、なかなか座れなかった。
やっと前の席が空いて座ったが、小さな子を抱いた若いお母さんが近くに立った。
年寄りに席を譲ることはしないが、妊婦と赤ん坊を連れた母親には無条件で席を譲ることにしている。
妊婦の場合はかなり慎重に判断しないと、大変なことになる。
席を譲ろうとしたはいいが、ただの体格の良い女性だったりしたら、パンチがとんで来るかも知れない。
今回は明らかにお母さんだったので、「座りませんか?」と声がけした。
「いえ、大丈夫です」という返事だったので、結局そのまま座っていた。
2つか、3つくらい先の駅で降りたので、別に遠慮したわけでもなさそうだ。
その日はなぜか地下鉄の駅や六本木で、ベビーカーを押している母親など、小さな子供連れの母親をたくさん見かけた。
東西線の乗り換えはかなり待たされる。
この時期はホームの特定の場所に陽が当たるので、そこに陣取ってミニひなたぼっこをした。
ようやく快速が到着、座席にどんと腰掛けたら、いつもと違ってバンという音がした。
イテテテ。なんて固い座席なんだ。
新しい車両のようだが、東西線の快速は座席を板に変えたのか。
JRの車両はかなり前からすごく座り心地が悪くなっている。
なんて年寄りに優しい企業なんだろうといつも感心する。
燃えにくい素材を使っている、とかなんとかいう宣伝文句なのであろう。
だが実際には材料費をケチって、車両の価格を安くしているに違いない。
東西線も途中から中央線に乗り入れているのて、JRからそのような残忍な指示が出たに違いない。
これは乗客を座らせないようにする陰謀なのか、いずれは座席をなくしてたくさん人を載せて儲けようということなのか。
乗り換えて日比谷線の電車で腰掛けたら、その柔らかさに感動すら覚えるのだった。
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