１０００円時計

時間を気にする生活とはかなり前におさらばしているが、病院に行く時とか、イベントで外出した時とかに時刻を知りたいことがある。
携帯端末などは持っていないので、周りの時計を探したりするが、なかなか見当たらないものだ。
そこで、この状況をなんとかしようと考えた。
古い腕時計を持っているが、電池が切れているので使えない。
以前は店に持って行って交換してもらっていたが、もったいない気がする。
自分で電池交換ができないかと、ネットで探してみた。
今ある腕時計は防水型なので、裏蓋を開けるのに専用の工具が必要と分かった。
１０００円くらいで売っているので、電池と合わせて２０００円くらいでできる。
ただ、前回の交換の時、パッキンも古くなっているとか言われたのが気にかかる。
試しに、新品の腕時計はいくらくらいするのか調べてみた。
Amazonなどでの売れ筋のトップは、１０４０円のシチズンの時計。
デザインも悪くないし、評判はとても良い。
注文したら、２日で届いた。
ちゃんと箱に入っており、説明書も保証書も付いている。
手にとってみた感じでは安っぽい感じはなく、なかなか良い。
平均月差は±２０秒、日常生活防水で、生産国は中国。
電池寿命は３年とあるが、最初から入っている電池が３年持つとは限らない。
これはどんな時計にでも言えることである。
電池は１３０円で売っているし、交換はちいさなマイナスドライバーがあれば簡単にできる。
ベルトはちゃちな感じだが、普段はバッグの中に入れて持ち歩くので問題ない。
腕に巻くと煩わしいし、夏場は皮膚がかぶれるからだ。
あとは、耐久性の問題だろうか。
簡単に壊れてしまわないか、ガラスや金属部分がいつまできれいなままで使えるかなどだ。
「１０００円時計」期待を抱きつつ、行く末を見極めたい。