まかなーのブログ

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遥か東京への旅その2

2014-01-26 20:39:29 | 日記

病院に到着したら、最初は採血の検査だった。
採血は看護師が行うが、すごく上手な人と、ものすごくヘタな人がいる。
かなり前の話だが、どうみても新米看護師と思われる女性が担当だった。
まず左手に注射針を突き刺す。
針を刺すところを見られない患者が多いが、私はじっと見ている。
イテテテ。ヘタな人がやるととても痛い。
「あれっ」とか言いながら、針を抜いてしまった。
ちゃんと血管を探せなかったようだ。こんなことはめったにない。
2度めも失敗、今度は右手でやりましょうと3度めの正直でやっと成功。
普通採血の後は血が止まるまで押さえておくが、右左の腕を押さえるのは大変だった。
なお最近、止血はゴムベルトなどでやるようだが、私は指でじっと固く押さえる。
少なくとも10分くらいは押さえておくことにしている。
血が漏れて腕が青く変色し、ひどい目にあったことが何度もあるからだ。
その日の採血は前から知っているとても上手な看護師だった。
トイレに行ってちょっと順番をずらしたのが、功を奏したようだ。
他の検査は順調に終わり、次は診察。
これも早く終わりそうだったが、私の前に診察室に入った親子がなかなか出てこない。
普通は5分くらいだが、20分以上は待たされた。
あまり見かけない患者だったので、ひょっとして重い病気だったのかも知れないと思い、心を静めた。
診察は5分ほどで終わり、会計の後は薬をもらう。
番号を書いた札の順番に薬が渡される。
何人分かまとめて渡すので、運が悪いと20分ほど待たされる。
今日も運が悪く、ちょうど一つ前の番号で途切れてしまった。
ふと見ると、おじさんが薬を渡し終えた係員と長々と話している。
薬の飲み方について尋ねているようだが、それにしてものんびりと話している。
これを見て、さすがの私もキレた。
つかつかと受付に行き、「ちょっと、いいですか」と語気も鋭く係員に質問した。
「薬はあなたが選ぶんですか?」
「いえ、医師がやります。」と返事が返ってきたので引き下がった。
医師が薬を選ぶわけはなく、薬剤師と思われるその係員が集めるに違いないが、おじさんとの会話は早々に終わり目的は果たされた。
しばらくして別の係員が薬を渡し始めた。もう一人いたようだ。
いつもよりだいぶ早かったのは、圧力が効いたのだろう。
帰りの電車も混んでいたが、前の席がたまたま空いて途中から座れた。
運の悪い日は、誰にでもあるに違いない。
流れが悪いと感じた時は、いろんなことを試してジタバタして見ると良い。
ちょっとしたきっかけで、良い方向に変わるという経験を何度もしている。
いろんなイベントに恵まれた東京への旅は終わり、バスもあまり待たされることなく家路についた。


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